創造科学科6期生(2年生)の40名が本校において創造応用I校内発表会を実施した。
文系生徒による社会科学分野の探究活動の英語によるプレゼンテーション、理系生徒による自然科学分野の研究発表を合同で行った。普段の創造応用の授業は文系と理系は分かれて実施しているが、創造科学科として双方の研究発表を聞くことで広い視野、多角的に物事をとらえる力を養うことを目的として発表会は合同で実施した。研究内容を分かりやすく他者に伝える力を養うことはもちろん、他者の研究内容を素早く理解して的確な質問するなど、これまでの教科「創造」で実践的に身に付けてきた力を存分に発揮する場となった。
講師として参加いただいた大学の先生からは、「興味深いテーマ設定がされており興味をもって発表を聞けた」「今回の発表で終わりにせず継続してデータを集め検証を続けて欲しい」という講評をいただいた。
【社会科学分野研究タイトル】
・小麦の価格伝達について
・日本における難民の自立プロセスの課題と解決法
・マイクロライブラリーで地域コミュニティ形成を図る
・日本の国際的な影響力は核軍縮への協力によって高まるか
・コミュニケーションロボットの活用による高齢者の行動変容
・『進撃の巨人』翻訳本から見える文化的背景
・カンボジア小学校におけるオンライン英語授業の開発と評価
・高等教育におけるICTを利用したデジタル教育を推進するには
・地方球場にどのようにして観客を集めるか
・教員のバーンアウトとチームワークの関連について
・小学校における外国人への偏見解消に向けた取り組み
・食料安全保障問題について
【自然科学分野研究タイトル】
・ディズニーランド全アトラクション攻略法
・テレビの視聴率の変化を統計学で探る
・プロ野球とパワプロをより楽しむために
・廃棄食品を原料とした機能性バイオプラスチックの開発
・地盤と液状化の関係
・液体を効率よく冷ます方法
・長田区内“ドバト”の分布調査
・バス路線の違いによるCO2排出量の変化と最適配置について