令和5年2月27日創造基礎A WHO講義「UHC推進における日本の重要な役割」

本校第二STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)を対象に、WHO西太平洋地域事務局 事務局長室管理官の野﨑慎仁郎氏から「UHC推進における日本の重要な役割」というテーマで講義を行った。野﨑先生には2月上旬に本テーマのコアメンバーの生徒とオンラインで打ち合わせをしていただいき、生徒から講義内容をオファーして今回の授業となった。野﨑先生からは、「コロナの今後」「高齢化の世界的進展と保健・医療の課題」「UHC東京センター設立の意義」について、生徒と議論を交えながら講義を進めていただいた。コロナで浮き彫りとなった課題とWHOの立場から見た日本の位置付けを踏まえ、世界の保健・医療において日本の役割について考えを深めた。

〈生徒感想〉

2050年以降何が起こるかという問に対して「準備が出来ないうちに老いる国が多くなる」という回答に準備が間に合わないほど少子高齢化は速く進んでしまう可能性に少子高齢化の深刻さを目の当たりにした。世界中の準備が出来ないうちに少子高齢化社会を迎えてしまうとなると日本以外の世界中の国々で労働力人口の減少による企業の生産性の低下や経済成長の低下によって世界の経済が進まないという最悪の事態が想定されてしまう。また、アメリカのような社会保障制度が少なく自己負担の国では貧富の差がさらに広がってしまい人口が急速に減ってしまう可能性がある。これを少しでも避けるためにもいち早く日本が少子高齢化対策のアドバイスや情報提供を行うべきであると考えた。

授業の中で、感染拡大を防ぐためのどの政策が正しかったのかについて考えとき、アジアの政策と欧米の政策の違い、そしてそれによって感染者数及び死者数にどのような違いが生まれたのかについて気づいた。またその気づきから、感染拡大防止の観点のみから見ると、アジア地域は非常に優れている一方で、いち早くコロナと共存し、経済との両立を果たした欧米も評価できると思った。個人的には命を優先すべきなので、アジアの感染対策を評価するが、厳しい感染拡大防止策を行使することで経済的生活が苦しくなった国もあったので、もっと生活支援と両立された政策が執行されていたら良かったと思った。

今回の講義で、私たちは高齢社会による負担を背負う側にあると再認識した。そのうえで、若者の負担が増え生活が制限されてしまうことはトータルとしてまた新たな社会的弱者を生み出しかねないと考える。そのため、この負のサイクルを断ち切るために新しい社会の在り方について深刻に受け止め、考えていきたいと思う。やはり、問題解決への1番の近道は若者の政治参加だと考える。高齢者だけでなく若年層の意見も取り入れることで、両方にメリットのある社会を作り出していけるのではないか。

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令和5年2月27日「大学推薦入試合格体験談」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(2年)7期生(1年)の希望者を対象に、大学入試で学校推薦・総合型選抜入試の説明会を行いました。創造科学科5期生(3年)のうち、6名が国公立大学上記入試に合格し、体験談を語りました。代表生徒からは推薦入試の利点や苦労話をしてもらい、その後座談会で在校生が質問する形式で実施した。推薦入試の合格大学・学部は以下のとおりである。

・東京大学 工学部

・大阪大学 人間科学部

・神戸大学 経営学部

・徳島大学 医学部医学科

・大阪公立大学 現代システム科学域(ユネスコHS)

・大阪公立大学 農学部応用生物科学科

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令和5年2月22日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑬」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(25名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での13回目の探究活動を行った。

2月8日に実施した創造応用Ⅰ校内発表会を終え、自分の行った研究について「研究論文」を作成している。事前に研究論文の書き方についての説明を受けたうえで論文作成にとりかかった。論文の構成例を参考に、行った研究の内容を振り返り、限られた文字数の中でまとめていく。研究はグループで行った場合も研究論文は個人で作成している。同じ研究を行ってもその結果の分析や考察の違いによって研究論文の内容も異なってくる。それぞれの考えを文章に表していく。今後、担当教員の添削指導を受けながら完成を目指す。

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令和5年2月21日 第13回高校生鉄人化まつり実行委員会(5)

第13回高校生鉄人化まつり開催に向けた第5回実行委員会議が本校ゆ~かり館で行われた。5回目の会議には本校からは創造科学科7期生2名、育英高校からは生徒会5名、神戸野田高校からは生徒会2名が実行委員として参加した。

今回の会議ではまずポスターの原画を確認した。今後これに文字入れをしていただき掲示、配布するポスターを完成させる。また、ステージで行う実行委員企画について、各校でどのような方法で実施するのかを出し合いさらに意見を出し合い、詳細を決めた。次回の実行委員までに各校で展示ブースの内容について実際にシミュレーションを行い、改善を繰り返していく。

第13回高校生鉄人化まつりは令和5年3月19日(日)新長田若松公園鉄人スクエアで実施予定。

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令和5年2月21日 理数探究「外国人留学生交流会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科7期生(1年生)40名が兵庫教育大学と神戸大学の留学生と英語を用いて交流会を行った。本校生は「理数探究」で行った自然科学に関する研究についてパワーポイントを用いて英語でプレゼンテーションを行った。

留学生からは「自国の環境問題」をテーマに発表を行った。その後、お互いの国の環境問題についてディスカッションを行い、国による問題となっている環境問題の内容や意識の違いを実感した。最後に各グループ代表生徒が、ディスカッションの内容をまとめて発表を行った。難しい内容ながらも生徒は楽しみながら積極的に留学生と交流することができた。

外国人留学生の出身国:メキシコ(1名)、ドイツ(2名)、ボツワナ(1名)、バングラディシュ(2名)、ベナン(1名)、ベトナム(1名)

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令和5年2月20日「令和5年度創造科学科合格者説明会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、令和5年度推薦入試に合格した本校創造科学科8期生(来年度 新1年)40名を対象に、合格者説明会を行った。学校長および学科長からのあいさつの後、5期生(3年、神戸大学経営学部学校推薦合格、東京大学工学部学校推薦合格、大阪大学人間科学部学校推薦合格)の生徒から、創造科学科で学んだことを踏まえて、創造科学科8期生としての心構えについて話をしてもった。また、7期生から創造基礎B実践活動に関する情報提供があった。最後に5期生6名を囲み座談会を行った。

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令和5年2月20日創造応用「核軍縮に関する指導助言」

創造科学科6期生(2年)の生徒が大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程の西浦匡介氏から論文の指導を受けた。この生徒は「日本の国際的な影響力は核軍縮への協力によって高まるか」というテーマで論文を作成している。西浦氏も核軍縮をテーマに博士論文を書き終えたということで、今回生徒の論文についてアドバイスをもらった。生徒はゲーム理論を用いた研究を進めているが、ゲームの形式について助言をいただき、今後の研究に生かしていく予定である。

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令和5年2月18日「令和4年度SDGsフォーラム」参加

S-BRICKにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)3名と創造科学科7期生(1年)2名、創造科学科6期生(2年)2名が独立行政法人国立青少年教育振興機構、国立淡路青少年交流の家、淡路島から体験の風をおこそう実行委員会主催「令和4年度SDGsフォーラム」に参加した。

まず、発表で淡路の寺社巡り観光を提案する班がいるため、七福神めぐりの一つである宝生寺を訪ねた。あいにく本堂が工事中であったが、住職からお話を聞くことができた。

次に、会場にてアイスブレークのワークショップを、シティズンシップ教育共育企画代表の川中大輔氏のファシリテーションのもと行われた。淡路地区高校の成果発表のあと、本校はゲストとして発表をさせていただいた。発表後、各テーブルで交流会が行われた。

本校の発表タイトルは以下のとおりである。

「淡路観光データポスター『七福神でめぐる新しい淡路』」

「#駅で推し活」

「地方球場に観客を集めるためには」

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令和5年2月18日創造基礎B 「高取山スタンプハイク」

高取山ウォークラリー」をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)3B班4名とボランティア参加の3名が、高取山安井茶屋前広場にて長田区役所主催「高取山スタンプハイク」において、おもに「ふるまいカフェ」の運営を行った。5A班が神鉄長田駅で実施している屋台カフェをここでも展開し、今回はドリップコーヒーや茶類をのべ200人の登山客に提供することができた。他にも輪投げやガラポン抽選会の手伝いも行った。

【KOBE ROKKO WEST】高取山スタンプハイク2023 -(YouTube)

〈生徒感想〉

私たち創造基礎B3B班は、長田区の高取山の活性化を目指し、長田区役所、民間のイベント業者(Nagata Sooo Good)、ユースセンター、山中の茶屋、商店街の店の方々の協力を得て、イベント「高取山スタンプハイク」を開催している。2月18日は、区役所・イベント業者企画の「ガラポン抽選会」と、スタンプラリー以外に我々が企画した、「輪投げゲーム」「ふるまいカフェ」(いずれも)「卓球対決」(中野茶屋)が開催された。私たちは創造基礎B5A班の協力をいただき、主にふるまいカフェの運営を行った。用意したのは、ほうじ茶40杯、緑茶40杯、紅茶25杯、そして長田発祥の「神戸物語」のコーヒー豆を使用したドリップコーヒー約100杯だ。スタンプハイク参加者の中には、「神戸物語のコーヒーだ」と気づき、喜んでくださる方がとても多かった。中には3杯おかわりをする方もいた。中学生以下のお子様がいらっしゃる方で、兵庫高校に興味を持ってくださった方もかなり多かった。ドリップコーヒーは淹れるのに時間がかかるため、待っている参加者の方と以下のようなお話をした。

・長田発祥の「神戸物語」のコーヒーを、長田の高取山で飲むことができ、長田区の良さを味わえた。

・チラシを見て、活動内容を聞き、「創造科学科、おもしろそうやね」と母親が子供に言い、子供が大きくうなずいていた。

・「私も兵庫高校出身なんよ。この前も神鉄長田駅のペンカフェ行ったよ。若い後輩たちが長田区の活性化に貢献しているのを見ると嬉しいわ。」

私たちの活動は、私たちが思っているよりも長田区の方々に評価され、参加していただいているのではないかと感じた。これは、区役所の方をはじめ、業者の方、その他活動に快く協力していただいた多くの方々がいなければ得られなかった喜びだ。この経験を創造応用などに生かしていきたい。

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令和5年2月18日 実践研究福井ラウンドテーブルSpring sessions

創造科学科7期生(1年)の生徒11名が福井大学で行われた「実践研究福井ラウンドテーブルSpring sessions」に参加し、創造基礎Bで実践した地域活性化の取り組みについてポスターを用いて発表した。全国から集まった人に対しての発表を意識して神戸市や長田区について現状や、問題点、解決すべき課題を明確にして発表を行った。多くの方に発表を聞いていただくことができ、自分たちの活動を広く発信することができた。

また、福井県や北海道の高校との交流会を行い、自身の学校の紹介から、ポスター発表を行う際に必要になる質問力を鍛えるワークショップに取り組んだ。その後、教員や大学院生、高校生、中学生と幅広い年代の方とグループをつくり、:「学びと教えのあたらしいすがたカタチをみんなでかんがえる」をテーマとして学校内で起こりうる様々な問題についてそれを改善していくためにどのようなことができるのかを議論し、その内容を発表した。

~実践発表タイトル~

・ながたみらいツリー ~理想の町を見える化しよう~

・高校生×ふたば学舎で長田を活性化させよう

・子供向けイベントで地域活性化!

・高取山を中心とした子どもと自然の触れ合い

・#駅で推し活 ~ご当地アイドルと神鉄長田駅周辺の情報発信~

・NAGATA pen café  ~カフェ×ペンで神鉄長田駅をもっと魅力的に~

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