令和3年度 京都大学研修

令和3年度 京都大学研修

日 時   令和385日(木)~86日(金)

場 所   京都大学 総合研究2号館

対 象   17組国際理学科

講 師   京都大学経営管理大学院

小林 潔司 特任教授

Spring H.Han 准教授

嶋田 敏 講師

 

京都大学研修への期待と緊張からか、集合時間の1時間前にも関わらず集合し始めている生徒たちの姿を見かけました。バスに乗り一路京都へ。宿泊施設に到着後、課題研究の準備を携えて京都大学に向かいます。後日分かることですが、この日の京都はこの夏最も暑い1日で、最高気温は39℃。夏の京都の暑さを肌で感じることができました。京都大学のシンボルである「時計台」の前で集合写真を撮り、課題研究漬けの2日間が始まります。

 

 

 

 

 

1日目は、Zoomによる事前指導でお世話になった京都大学の学生の方々からの最終指導から始まりました。事前指導のときに与えられた課題の確認やPower Pointのスライド内容の確認、プレゼンテーションの練習など、2日目に行われる課題研究発表会に向けて、各班とも最後まで自分たちの発表をより良いものにしようという姿が見られました。また、その取り組みは宿舎に戻ってからも時間の許す限り続き、生徒たちのこの研修に対する意気込みを強く感じました。

 

 

 

 

 

2日目はいよいよ課題研究発表会。生徒たちはこれまで自分たちが取り組んできた課題研究について、3名の京都大学経営管理大学院の先生方の前でプレゼンを行います。専門家の質疑に悪戦苦闘しながらも真摯に答えようとする姿が印象的でした。高校入学から取り組んできた課題研究ですが、まだまだ1年生。データを客観的に見ることやデータの扱い、課題研究の「作法」について厳しいご指導を受けました。この研修を通して学んだことをこれからの課題研究に活かしてくれることを期待します。また、課題研究発表会後に再びTAの方々と研究を振り返る時間がありました。発表会を通して指摘された点、新たな課題、そういったものがより具体的に発見することができたことだと思います。

研修後の生徒アンケートにこのような声がありました。「研修当日までの準備から発表本番まで一生懸命取り組んできたが、京都大学の教授の方々からの指摘でまだまだだということを実感した。しかし、そういった改善点を見つける良い機会になったので、その反省も踏まえ今後も研究を続けていきたいと思う」

 

 

 

 

 

京都大学研修 課題研究発表会テーマ

A班 カルシウム摂取量とけがの関係
B班 ビタミンがヒトに与える影響
C班 日本の学力と環境の関係
D班 出生率に関係する要因
E班 睡眠と学力と運動と食事の関係
F班 平均寿命に関係する要因
G班 今後の教育の理想像に向けた効果的なプログラム
H班 環境モデル都市と比較した姫路市の現状