生活ビジネス科2年生の溝上愛那(みぞがみ あいな)さんが、2024女子U17日本代表メンバーとして世界選手権大会に出場、世界を相手に最高のパフォーマンスを発揮しました。スターティングメンバーとして、チャイニーズタイペイ、プエルトリコ、クロアチアとの一次リーグを制し、準々決勝、準決勝と勝ち進むことに貢献。中国との決勝では、全力で挑みましたが惜敗し、銀メダルを受賞しました。
帰国後登校したこの日は、長尾校長に戦績を報告しました。開催国ペルーまでの長時間の移動をはじめ食生活や住環境にも、適応することに時間はかからなかったと、アスリートの顔をのぞかせる溝上さん。校長から「よく頑張ったね。このあと氷上高校のバレーボールメンバーにも報告ですね。」とパフォーマンスの成果と緊張した日々へのねぎらい、そして日本で支えてくれた仲間との絆も深めるようにアドバイスがありました。
今回の大会では、二つの目標を掲げ、ひとつは「世界一のチームになる(バレーボールで)」。もうひとつは「世界一愛されるチームになる」。ペルーは、かつて日本人コーチがバレーボールを浸透させてきた経緯もあり、現地入りした当初から歓迎ムードであり、一緒に坂本九さんの「上を向いて歩こう」を歌うなど積極的に交流を行いました。今回の出場国の中で平均身長が2番目に小さい日本チームだったけれど、試合中も現地の方が大きな声援を送ってくれたことが支えとなったと語る溝上さん。またひとつ大きく成長しています。
なお、溝上さんは(公財)兵庫県スポーツ協会のスーパーアスリートのメンバー(バレーボール部門)に選出されています。今後の活躍、楽しみにしています。