2学年 尼西生 地域に学ぶ

 7月17日(木)、2年生は「地域に学ぶ」プログラムを実施しました。地域の講師の方々をお招きし、多様な分野の講座を通して、社会のさまざまな課題や地域の取り組みに触れる貴重な機会となりました。

 今年度は、認知症への理解を深める講座や高齢者体験、防災、視覚トレーニング、子育て・働き方、ユニバーサルスポーツ体験など、計6講座が開講され、生徒たちはそれぞれのテーマについて学びを深めました。

 高齢者体験講座では、重りを身に付けて校内を歩くことで、高齢者の方々が日常生活の中で感じる身体的な負担や不便さを体感しました。認知症サポーター養成講座では、具体的な支援の方法を学び、「知ること・理解すること」の大切さを実感した様子でした。

 防災講座では、非常時の行動について実践的に学びました。「ビジョントレーニング」では、視覚の力を高めることで日常生活や学習・運動能力への効果を感じた生徒も多くいました。

 「ママのキャリアデザイン」講座では、実際に赤ちゃんや小さな子どもたちが来校し、生徒たちは抱っこをしたり、遊んだりする中で、子育ての大変さや温かさを肌で感じることができました。

 どの講座でも、講師の方々が丁寧に語りかけてくださり、生徒たちは興味を持って積極的に参加していました。地域の方々とのふれあいを通して、教室では得られない“生きた学び”を体験できた1日となりました。

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