1月15日(月)5限にWHO神戸センターより公衆衛生学博士 ローゼンバーグ恵美氏をお招きし、3学年「看護医療探究」の授業選択者17名の生徒を対象に ~「健康」と「公衆衛生」 世界保健機関(WHO)の働きを理解する~ と題して、特別授業をしていただきました。
前半は、WHOの「健康」に関する定義について丁寧に説明していただきました。その後、「公衆衛生」に関することについての説明があり、生徒たちは聞いたことのあるフレーズだが、詳しくは知らない「公衆衛生」について、クイズも交えながら教えて頂き理解が深まっていました。
後半は、「WHOの役割」や「世界的なCOVID-19ワクチン接種率における格差」、「WHO神戸センターの研究課題」など、WHOで働かれているからこそわかることについてお話頂きました。
医療職を目指すうえで必要な「健康」や「公衆衛生」について、普段聞くことのできないお話をたくさんして頂き、将来、医療職を目指す生徒たちにとって非常に良い機会となりました。貴重なご講演をありがとうございました。
以下は生徒の感想となります。
・WHOの取り組みは、感染症についてのイメージが大きかったですが、交通安全や環境問題、貧困対策など、想像していたものよりも幅広い分野に関わっていたことを初めて知り、驚きました。
・WHOといえば、テレビでよく名前を聞いたり、教科書で出てきたりしてすごく遠い存在に感じていましたが、資格がなくても応募できるということに驚きました。今回の講演を活かして将来、人のために働けるようにしたいと思います。