令和5年度 2学期始業式式辞
「努力は必ず返ってくる」
皆さんおはようございます。長い、そして本当に暑い夏休みが終わって、今日から2学期が始まりました。まだまだ残暑が厳しいようですので、夏休み、あまり外出せずに室内で生活していた人は、まず暑さに体を慣らして、くれぐれも熱中症には注意をしてください。
さて、この夏休みにもいろいろなところで頑張ったという人がいると思います。1学期の終業式に壮行会を行なった空手道部の田所さんと写真部の中村さん、二人ともそれぞれ全国大会の場で、精一杯取り組んで来てくれたと思います。そして、校内でも部活動や補習、進路の面接練習などにたくさんの人が登校してきて、暑い中頑張っていました。オープンハイスクールを手伝いやサマーイングリッシュデイに取り組んでALTと交流している姿も見ました。校外でも他校との防災研修会・地域連携の行事や職場体験・インターンシップなどで頑張った人もいたと思います。また、学校とは違うところで、個人的に頑張った人もいたと思います。久しぶりにコロナの制約もなく、いろいろなことに心置きなく取組めた夏だったのではないかと思います。
そのような皆さんの努力の成果がどう現れてくるのか楽しみですが、中には、なかなか成果がすぐに現れないことがあるかもしれません。でも、私がいつも思っていることは、自分がした努力は必ずどこかで、何か返ってくるということです。逆に手を抜いたら、それもどこかで必ず返ってきます。例えば、昨日のバスケットボールの日本の試合はすごかったですね。あそこまでうまくことばかりではないと思いますが、あきらめなければあのような大逆転もあるということです。勉強でも部活動でも同じことだと思いますので、この夏に努力したことがあれば、最後まで諦めずに、それを粘り強く続けてください。そうすれば、必ず何か自分に返ってくると思います。
特に、3年生でこの夏休みに進路達成に向けて勉強に取り組んだけれどもまだ思うように成績が伸びないという人は、基本的なところを埋めるのには時間がかかり、なかなか表には現れないことが多いですが、そこを乗り切れば、基礎の土台を踏み台にして、大きく成果が出てくると思います。しんどいところでもう一踏ん張り頑張ってみてください。健闘を期待しています。
最後に、2学期は大きな行事がたくさんあります。9月は体育祭、10月は50周年記念式典、11月には神戸甲北高校との定期戦、そして12月は2年生の修学旅行。そして部活動は秋のシーズンを迎えます。1年の中で季節的にも活発に活動しやすい時期を迎えます。体調管理にも気をつけて「自覚と思いやり」で感染防止して、充実した生活を送ってください。終わります。