秋季兵庫県高等学校野球大会 神戸地区大会 結果報告

秋季兵庫県高等学校野球大会神戸地区大会について報告いたします。

本戦1回戦(8月19日)

vs.神戸学院大学附属高校 会場:神戸学院大学附属高校グラウンド

チーム名 1 2 3 4 5 6 7
東    灘 0 0 0 0 0 0 0 0
神院大附 3 0 0 3 0 1 × 7

1回表は三者凡退に終わる。1回裏、先頭打者に四球を出し、犠打で1死2塁とされる。続く3番、4番にそれぞれ3塁打を放たれ、2点を失う。1死3塁で迎えた5番打者にはレフトへの犠牲フライを許し、この回3点を失う。本校先発の新谷は立ち上がりを攻められるも、2、3回は相手打線を0点で抑え好投を見せた。2回表、2死から6番神田がセンター前へヒットを放ち出塁するも後続が断たれる。1回以降、投手新谷を中心に粘り強く守っていた本校であったが4回裏、四球、失策が絡み、6点ビハインドとなる。6回にも1点を失い、大会規定により7回コールドゲームで敗戦となった。

本校は投手を新谷から髙橋へと繋ぎ、相手打線を4安打に抑えたが四球、失策などミスが絡み課題が多く出た試合となりました。秋季大会には、敗者復活戦があります。この試合で出た課題を振り返り、修正を行い敗者復活戦に向けて調整を行いました。

敗者復活戦1回戦(8月21日)

vs.神戸鈴蘭台高校 会場:あじさいスタジアム北神戸

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
鈴蘭台 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
東 灘 0 0 1 1 0 1 0 0 × 3

1回表、本校先発の新谷は相手打線を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せる。試合が動いたのは3回裏。失策で出塁した7番加藤を8番定松がバントで送り、1死2塁とする。内野フライで2死2塁とされるも、ここで打席に立った1番飛田がライトへタイムリーを放ち、先制点をあげる。4回表、先頭の5番に死球、盗塁を許し、無死2塁とされる。続く6番にはバントヒット、盗塁を決められ無死2,3塁のピンチを迎える。7番の内野ゴロ、8番のスクイズでこの回2点を失う。1点追う4回裏、4番主将の村上がレフトへヒットを放ち、反撃の口火を切る。5番古市の内野安打、6番神田が送りバントで1死2,3塁とする。ここで打席に立った7番加藤の打球が内野ゴロとなり、1点を返す。6回裏、この回先頭の古市が四球で出塁し、1死1塁で打席に立った7番加藤が放った打球は相手野手の失策を誘い、1死2,3塁と勝ち越しのチャンスを得る。8番定松が犠牲フライを放ち、1点を勝ち越す。この1点を見事守りきり、2-3で勝利を収めた。

初戦では攻守ともに緊張も見られましたが、今回の試合では固さも取れ、実力を発揮できた試合だったと思います。新チームとなって公式戦で初勝利を収めた試合でもあります。シーソーゲームを勝ち切った経験は、チームにとっても、個人にとっても非常に大きな経験だと思います。公式戦初勝利の余韻に浸りたい気持ちもあったことと思いますが、次戦を見据えすぐに切り替え調整を行いました。

敗者復活戦2回戦(8月24日)

vs.伊川谷  会場:あじさいスタジアム北神戸

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
伊川谷 0 1 0 3 0 5 0 0 0 9
東 灘 0 0 2 2 0 2 0 0 0 6

この試合も本校の先発投手は新谷。2回表、この回先頭の4番打者にセンター前ヒットを許し、送りバント、失策が絡み1死1,3塁のピンチを迎える。7番がレフトへ放った打球は犠牲フライとなり、先制点を許す。3回裏、先頭8番定松が四球を選び出塁する。続く9番、1番が打ち取られ、2死1塁となるも2番髙橋も四球を選び、2死1,2塁とする。3番新谷、4番村上がタイムリーを放ち、この回逆点に成功する。4回表、先頭の2番打者にライトへヒットを許し、盗塁、3番への四球が絡み、無死1,2塁とされる。この場面で打席に立った4番のレフトへのタイムリーヒットを許す。なおも無死1,2塁で、5番に送りバントを決められ1死2,3塁とされる。後続の内野ゴロ、失策が絡みこの回3点を失う。2点を追う4回裏、四球で出塁した2名のランナーを塁上に2死1,2塁とし、1番飛田がレフトへのヒットで繋ぎ、2死満塁とする。2番髙橋が放った打球はセンターへの2点タイムリーとなり同点に追いつく。6回表、ここまで粘り強く守っていた東灘だが、3四死球、4安打、失策が絡み一挙5点を失う。5点差という大きなビハインドを抱えたが、6回裏、四死球で出塁したランナーが、失策、押し出しで生還し、点差を3点まで縮める。しかし、反撃はここまで。点差をこれ以上縮められず悔しい敗戦となった。

県大会出場に向け絶対に負けられない試合でしたが、ミス等から大量失点を許してしまいました。県大会出場は残念ながら叶いませんでした。春季大会までは約7か月です。この期間に、練習への取り組みをはじめ、成長に必要なことを十分に見つめ直し、準備していきます。『積土成山』の思いで日々の練習に取り組みます。引き続き応援の程よろしくお願いします。

チームスローガン:『積土成山』…努力を積み重ねれば、いつか大きなことを成し遂げることができる。

なお、野球部の情報はTwitter、Instagramで日々更新をしています。よろしくお願いいたします。

東灘高校野球部公式Twitter

https://twitter.com/yumeokatatini

東灘高校野球部公式Instagram

https://www.instagram.com/higanada2021/