2019年2月9日(土)自然科学部は、香川県さぬき市にある雨滝自然科学館にて活動を行いました。
9:30の開館と同時に科学館に到着し、森繁館長による一日体験&勉強会を行なっていただきました。
午前中は講義と見学でした。
まずは、地質年代や、世界の地質年代の基準となった三日月湖についての勉強会を行いました。
その後、館内の見学でした。豊富な化石、鉱物、生き物、の数々に驚きました。 世界中のナマズを一同に飼育している部屋、土庄層群や讃岐層群の地質や化石、 紫外線を当てると蛍光を発する岩石の数々、など、非常に多くの資料は、たった数時間では観察しきれない量でした。
昼食後は、野外活動と化石堀りでした。
まず、科学館前の露頭にて、地層の観察の仕方や、この地層の解説をしていただきました。
次に、外部から搬入した白亜紀の泥岩を割る発掘体験では、数種類の化石を見つけることができました。
また、柘榴石の層を発掘して、ガーネットを取り出す体験をおこないました。
加えて、塩原木の葉化石を全員で割り、内部から化石を掘り出しました。
閉館時刻の16:30前まで、森繁館長には私たちにつきっきりで様々なことをご教授いただきました。
森繁館長には何週間も前から打ち合わせをしていただき、多くの労力と時間を書けて事前の準備を行っていただきました。
カバンは化石や柘榴石でいっぱいになり、頭は知識で、心は感謝の気持ちでいっぱいです。
今後の活動でご一緒できる機会があればと感じています。
※今回の活動は特別に許可を得て行っています。