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焼き芋と遊びの会

2月2日(日)に神戸市青少年育成協議会東灘支部が主催する、
「焼き芋と遊びの会」にボランティアクラブ4名と自然科学部
4名が参加しました。会場は東灘小学校で、心配していた雨も
朝には上がり、来場した児童たちに風船や凧を配布しました。
凧は簡単によく揚がるので子どもたちは、とても喜んでいました。

健康スポーツ類型「アスレチックパフォーマンス」出前授業

1月28日㈫4限目
2年次健康スポーツ類型の学校設定科目「アスレチックパフォーマンスⅠ」において出前授業を行いました。
講師は、これまでも何度かお越しいただいているSEB体育企画の福本啓祐先生です。
 

 
今回は柔軟をテーマに、トレーニング法等を教わりました。

防災ジュニアリーダー活動報告 ~1.17のつどいー阪神・淡路大震災30 年追悼式典ーに参加~

1/12(日)に、本校防災ジュニアリーダーの1年生3名が、人と防災未来センター慰霊のモニュメント前で行われた「採火セレモニー」に参加しました。
これは1.17のつどい当日に献灯する「追悼の灯り」を、前もって採火するための行事です。
舞子高校生に引き続き、本校生も思いを込めて「未来へのメッセージ」を伝えました。
当日は風が強く、しかも曇りがちだったので、太陽光からの採火には想像以上に時間がかかりましたが、本校生も共に参加した舞子高校生も粘り強く採火に携わりました。

  

1/17(金)には、同じ3名が兵庫県公館で行われた「1.17のつどいー阪神・淡路大震災30年追悼式典ー」に参加しました。天皇・皇后両陛下が出席された式典です。
開式時に1/12(日)に行われた「採火セレモニー」の様子がスクリーンに映し出され、その後本校の3名がトーチを持って入場し、祭壇の前の蝋燭へ献灯しました。
滞りなく、大役を果たしました。(本番の撮影は禁止されていたので、写真はリハーサルのものです)
黙祷の後、天皇陛下のおことばや、小学生、中学生、高校生の代表者の県民のことば、またすばらしい音楽を聴くなどの時間があり、献花をして終了しました。

終了後に県民のことばを伝えた他校の児童生徒やその保護者、引率教員との交流もあり、たくさんの学びがありました。

  

以下、参加生徒の感想です。

まず、今回の阪神淡路大震災 30 年追悼式典に参加できたことを光栄に思っています。
兵庫県知事や、天皇皇后両陛下に会えたこと、生で阪神淡路大震災の被災者の言葉、県民の言葉など人生で一度あるかないかのことを体験でき自分はとても言ってよかったなと思いました。私はこのような体験をさせて貰ったからこそ、地震についてより詳しくなったり、学校などでやる震災についてのものなどを誰よりも真剣に誰よりも全力でやらなければならないと!!と思いました。自分が今回体験した阪神淡路大震災 30 年追悼式典の体験を無駄なものにしないように頑張ろうと決意づけられました。

今年で阪神・淡路大震災から 30 年が経過しました。私は震災を経験していない未災者で す。私たちは当時どういう状況でどんなことが起きたかということは分かりません。ですが私 たちには被災者の方々から話を聞き、その話を後世に伝えることはできます。私自身これか らは震災のことだけでしたが、震災の裏で支えていたボランティアの話や初練習が 1995 年 1 月 17 日がチーム始動日だったヴィッセル神戸の話など来年からは震災が起きた際に市民 の方にとって希望となれたことについて話など聞けていけたらいいと思いました。そして阪神・ 淡路大震災だけでなく東日本大震災や能登半島地震 地震だけでなく今から 20 年前の JR 福知山線脱線事故の話なども積極的に生徒会から話をしていけたらいいなと思います。 最後に阪神・淡路大震災で亡くなられた方に対して心から哀悼の意を捧げます。

皇后両陛下ご臨席のもと行われた阪神・淡路大震災30年追悼式典で追悼の灯りを祭壇に点灯し、献花させていただき、想いや決意を伺い、これまでにない貴重な経験をさせていただきました。ご遺族代表の方の思いや県民代表の方の決意を聴いて、明日があることを当たり前とせず自分を大切にしてくれている人達に感謝を伝えながら毎日を大切に生きていこうと思うと共に、私も被災された方の想いや経験を正しく後世に伝えられる人でありたいなと思いました。最後に、ご遺族代表の方の涙ぐむ姿には、30年経ても癒えることない悲しみがここにあるのだと改めて感じました。震災によって亡くなられた尊き命が安らかでありますように、そして、被災された全ての方の心が穏やかでありますように心より哀悼の意を表します。

防災ジュニアリーダー活動報告 ~1.17震災メモリアル行事(於 舞子高校)に参加~

1/15(水)の朝から舞子高校で行われた「1.17震災メモリアル行事『阪神・淡路大震災を忘れない~21世紀を担う私たちの使命~』兼 ひょうごユース防災・減災ワークショップ」に、本校の防災ジュニアリーダー1年生3名が参加しました。

舞子高校環境防災科の卒業生や在校生の話を聴き、「震災30年は、決して語り継ぎの限界なのではなく、新しい語り継ぎ元年であること」や、「防災は身近なことという思いをつないでいきたい」との思いを聴き、また卒業された大人の方々の生き生きとした姿を見て、防災・減災を改めて伝えていきたいとの思いを新たにしました。

その後のワークショップでは、本校生に協力してもらったアンケートの結果を提示しながら、本校の実情に合わせて今後の活動を充実させていきたいとの思いを伝えました。

お昼には自衛隊員や舞子高校生による避難所生活体験や炊き出しが行われ、この日は風が強かったので、舞子千人鍋によってとても体を温められました。ダンボールトイレの展示や自衛隊の準備したテントやトラックがあり、舞子高校生や各校の防災ジュニアリーダー等500人は軽く超えているであろう人がグラウンドに集まり、当時の避難生活を、環境、寒さ、人の多さなどで、少し実感することができました。

  

いつ起こるかわからないけれども確実に起こる南海トラフ地震やその他の災害に備えて、これからも学びを深めて取り組んでいきます。

以下、参加生徒の感想です。

私は舞子高校で行われた1.17震災メモリアル行事に参加して、環境防災科の卒業生の方が仰っていた「震災から30年は決して語り継ぎの限界ではなく、語り継ぎ元年」というお話が印象に残っています。私は語り継ぐことが災害に強いまち作りに繋がるからといって大震災を経験していない私たちが当時のことに触れて話してもいいのだろうかと思っていました。しかし、30年を経て私たち若い世代の語り継ぎが震災を風化させないために必要とされていることを知って、その想いを救いたい・未来へ繋いでいきたいと強く思いました。また、他校が今後の課題として挙げていた「水平避難訓練がただ山側に逃げるだけになっていること」を聴いて、東灘高校でも垂直避難について考え直してみたいと思いました。

私は 15 日に舞子高校を訪れ、舞子高校の防災環境科の 1 期生 2 期生の前田さんと中野さんに当時の様子を語っていただきました。ポスターセッションでは舞子の卒業生の方 5 名と現役生 2 名、教師 1 名でパネルディスカッションをしました。パネルディスカッションでは「災害を語り継ぐことはあなたは何色を想像しますか?」という質問もあり新たな視点から震災に対して考えをもてました。ポスターセッションでは、他校の実施したことを聞き自分たちの学校で新たに取り組みたいことを発見できました。屋外で避難所体験をしてみて震災発生時に、とても寒い中で生活をしていた被災者の方の心境がわかりました。震災から 30 年が経ちます。年々語り継ぐ方が少なくなった今、私たち高校生が動き震災を忘れないように動けていけたらいいなと思います。

僕は1/15の1.17震災メモリアル行事に参加して、震災を語り継ぐことの重要性や防災は身近にあるということを学びました。震災を知らない世代に語り継いでいくことは減災の原動力に繋がっていくと思います。僕は防災は国や自治体に任せるのではなく自分からできることを探していくことが大切だと思います。