正門前の桜が美しく咲き誇る中、1学期の始業式が行われ、新しい学年がスタートしました。朝、体育館に生徒たちが集まり、静かな雰囲気の中で始業式が始まりました。
校長先生のお話では、西高の校歌を作詞された富田砕花氏について紹介がありました。富田砕花氏は芦屋に居を構え、兵庫県内の多くの学校の校歌を手がけたことから、「兵庫県文化の父」とも称される詩人です。富田砕花氏らしい詩的な表現が随所にちりばめられた西高校歌を歌えることに誇りを感じ、これからも大切に歌い継いでいきたいと、改めて感じました。
また、校訓である「捨身」についてのお話もありました。「捨身」とは、自分のことだけでなく、他者や社会のために尽くす心を意味します。一見すると馴染みの薄いこの校訓は、実は、学校が位置する「ゆずりは台」の地名の由来である「ゆずり葉」の木に由来しているそうです。新しい葉が育つために古い葉が静かに役目を終える、ゆずり葉の姿になぞらえ、その精神を大切にしたいという思いから「捨身」が校訓として選ばれたそうです。校歌と校訓についてのお話を通して、本校の歴史と受け継がれてきた思いを知ることができました。
午後には入学式が行われ、50回生の新入生が本校に入学しました。50回生の皆さん、宝塚西高校へようこそ。今年は創立50周年という、本校にとって大きな節目の年でもあります。一人ひとりが西高の歴史を受け継ぎ、未来へとつないでいく1年にしていきましょう。

