今年度の女子サッカー部は2年生2人、1年生1人の計3人で活動をスタートさせています。本校のメンバーだけでは試合をすることも難しい中、神戸学院大学附属高等学校の皆様の温かいご厚意により合同チームという形で兵庫県総体に出場することができました。
大会は1回戦敗退という結果に終わりましたが、限られた時間の中で合同練習会や練習試合などを通してひとつのチームになっていく生徒達の姿は頼もしく、校外での繋がりを通じて様々な刺激や成長のきっかけを得ることができたのではないかと感じています。
以下、試合の結果と概要です。
【 5/10 vs 有馬高等学校・三田祥雲館高等学校（合同チーム） ● 0-11 】
曇り空の中、県立社高校で県総体1回戦を迎えました。
チームとして初めて迎える公式戦に緊張した様子を見せつつも、ウォーミングアップから和気あいあいとボールを追いかける姿が印象的でした。
失点を重ねる中でも反撃の機会を探して懸命にチャンスを作り出し、何度も相手ゴールに迫る場面をつくることができました。
試合が終わってみれば0-11とレベルの差を見せつけられる結果となりましたが、チームメイトを鼓舞する声を掛け合いながら格上の相手に向かっていく姿、最後まで得点を目指して走り切る姿は見る人に勇気を与えるものだったのではないかと感じます。
県内の女子サッカー部はほとんどの学校が部員不足に頭を抱えながら、合同チームという形をとりながらなんとか活動の機会と環境を維持しています。
自校のメンバーだけで大会等に出場できない高校が多く存在する今の状況が厳しいことに違いはありません。しかし、日々の活動を通して他校の生徒や指導者との繋がりを持てるという点は、部員数が少ないからこそ生まれる魅力でもあると思っています。
サッカーを通じて自分の世界を広げてみませんか。全力で部員募集中です。
そして最後になりましたが、神戸学院大学附属高等学校の皆様のお力添えのもと本校生徒は大きな経験を積むことができました。改めて、厚く御礼申し上げます。
コメント