高校生活において最大行事の1つである修学旅行。今年度は6月10日(火)から13日(金)の3泊4日で、沖縄へ行ってきました。
初日は学校を5時に出発。伊丹空港でバスから飛行機に乗り換え、11時過ぎに那覇空港に到着。梅雨が明けた沖縄は大変蒸し暑く、但馬との違いを一番に感じました。
その後、ひめゆり平和祈念資料館見学と「おきなわ世界塾」様による平和のワークショップ、ガマ体験、平和の礎(いしじ)で献花など。過去を知り、未来の平和を願い、現在自分たちができる平和に向けての取り組みについて考えました。また、晩御飯会場では沖縄料理(沖縄そば、ゴーヤチャンプルーなど)に舌鼓を打ち、三線による沖縄民謡ライブで盛り上がりました。
2日目は「道の駅かでな」から嘉手納基地を見学、そして本部港から伊江島へフェリーで移動。ここでも私たちの知っている日本海とは全く異なる、マリンブルーの海の美しさに大変驚きました。伊江島では民泊体験。4名ほどの生徒が1つのグループとなり、島親さんにお世話になります。それぞれの家庭で昼食をいただき、島を観光したり、海に連れて行ってもらいました。伊江島も太平洋戦争で地上戦が行われており、ガマや弾丸痕、米軍伊江島補助飛行場滑走路跡地(自動車などでも入ることができる)などを見ることができます。各家庭ごとに、様々な体験や美味しい沖縄料理を楽しませていただきました。沖縄の方々との触れ合いや文化を満喫した1日となりました。
3日目は島親さんとお別れ後、美ら海水族館を見学、そしてマリンスポーツを体験し、海の危険生物についても学ぶなど、沖縄の自然を堪能しました!沖縄最後の夜はリゾートホテルに宿泊し、食べ放題のBBQ(バーベキュー)。
最終日、国際通りで班別研修後、ゆいレール(モノレール)に乗って那覇空港へ。生徒の両手はお土産で一杯でした。
4日間、全員元気ですべての行程を終えました。解団式では、私の問いかけに誰もがこの旅行に満足し、楽しかったという返事。生徒は結団式で話したように「よく遊び よく学び」、本校の職員がこの旅行で伝えたかったことをきちんと受け止めてくれていたようでした。また、本校生は日ごろの活動を通じて多くの方々から「ありがとう」という言葉をいただき、この言葉の持つ意味や力を痛感しているからこそ、修学旅行に関係してくださった全ての方々への感謝の気持ちを忘れず、「ありがとう」と言葉で伝えるようにも話しました。
修学旅行が安全に、そして思い出深いものになるようご協力いただきました関係者の皆さま、また送り出してくださった保護者の皆さま、ありがとうございました。準備から実施まで生徒のために頑張ってくれた本校職員の皆さん、本当にお疲れさまでした。
*写真は後日掲載いたします。