Archive for 2026年10月13日

【陸上競技部】U20日本陸上競技選手権大会に出場!

秋晴れの爽やかな空が広がった10月4日の静岡県草薙総合運動場陸上競技場。雄大な富士山をはっきり見ることができる本競技場で、U20日本陸上競技選手権大会の2日目が幕を開けた。

全国から世代トップクラスの選手たちが集結するこの大舞台に、本校2年生の吉本が女子400mHで出場した。

 

  • 予選から標準記録突破者のみが集うハイレベルなレース

予選2組7レーン。場内アナウンスで吉本の名前が読み上げられ、レースが始まる。

号砲とともに勢いよく飛び出した吉本は、1台目のハードルを華麗なハードリングで越えると、バックストレートを腰高のしなやかなフォームで快走。安定したリズムを刻みながら、200mの折り返し地点を通過した。

後半の失速という言葉は、彼女の辞書にはない。

疲労が押し寄せるレース後半も、その走りに陰りは見えない。持ち前のスピード持久力を発揮し、第4コーナーを力強く駆け抜けると、勝負のホームストレートへ。

8台目のハードルを越えたあたりから、さらにギアを一段引き上げる。大きなストライドで前を行く選手との差をじわじわと詰め、ゴール手前約40mで1人をかわしてフィニッシュ。

惜しくも予選突破には届かなかったものの、全国の強豪を相手に堂々たる走りを披露した。体育大会の準備による練習時間の制約に加え、予行や本番の疲労が残るなど、決して万全とはいえないコンディションだった。それでも大きく走りを崩すことなく、安定したパフォーマンスを発揮した。

どのような状況でも自分の力を出し切る強さを改めて証明した。

今シーズン、400mHでは実に16レース目となった今回の一戦。

シーズンを振り返れば、ハードル間の歩数が合わず、リズムを崩して失速する場面もあった。しかし、今大会では予定していた歩数を最後まで維持し、スムーズなハードリングで10台のハードルを攻略した。

この安定感は、一朝一夕に身についたものではない。多くの方々からいただいた技術的な助言を日々の練習で一つひとつ丁寧に実践し、試行錯誤を重ねながら自分の技術へと昇華させてきた。

その地道な努力の積み重ねが、全国の大舞台で確かな形となって表れた。

結果以上に、技術面でも精神面でも大きな成長を感じさせる一戦となった。

【陸上競技部】第79回東播総体 ~優勝・入賞、そして三木高校新記録誕生!~

9月26日~27日の2日間、加古川市のSHOWAグループ陸上競技場において「第79回東播高等学校総合体育大会陸上競技大会」が開催されました。

本校からは13名の選手が延べ21種目に出場。各選手が日頃の練習の成果を発揮し、優勝や上位入賞、さらには学校新記録の樹立など、数々の輝かしい成績を収めました。

 

  • 扶蘇が男子3000mSCで第3位!

長身を生かした華麗なハードリングを武器に、序盤から積極的なレースを展開した扶蘇。

障害物を軽やかに越えながら、終始落ち着いた走りでレースを進めた。序盤に築いたリードを最後まで守り抜き、見事3位でフィニッシュ。安定感のある走りで表彰状を手にした。

 

  • 戸田心美が女子走高跳で第3位!

1m20から1m30までの高さをパスし、1m35から試技を開始した戸田。

最初の試技ではバーを落としたものの、2回目できっちりと修正してクリア。続く1m40も2回目の試技で成功させ、自己の限界に挑む1m45へと駒を進めた。

しかし、1回目、2回目と続けて失敗。後がなくなった運命の3回目を迎える。

緊張感が漂う中、それでも戸田は冷静さを失うことがなかった。助走から踏み切りまでの動きを修正し、力強く跳躍。空中で美しい弧を描くと、バーに触れることなく鮮やかにクリア。

土壇場で見せた勝負強さが実を結び、見事第3位を獲得した。

 

 

  • 吉本が女子200m・400mの2種目で優勝!

大会初日の400mに登場した吉本は、序盤から他を寄せ付けない圧巻の走りを披露。持ち前の脚力と後半の粘り強さを存分に発揮し、2位に2秒42もの大差をつける圧倒的な勝利を収めた。

迎えた2日目。専門種目の400mHではなく、200mに挑戦。「200mではどのような走りを見せるのか」その走りに注目が集まる中、予選を全体2位のタイムで通過し、決勝へと駒を進める。

迎えた決勝。コーナーから直線へと移る局面で力強く加速すると、そこから一気に勝負を決定づけた。後続との差をみるみる広げ、先頭を譲ることなくフィニッシュ。400mに続いて200mも制し、堂々の2冠を達成した。

 

  • 女子4×400mリレーで三木高校新記録が誕生!

今大会を締めくくる女子4×400mリレー(マイルリレー)では、4人の選手がそれぞれの役割を果たし、三木高校の歴史に新たな1ページを刻んだ。

第1走者・戸田妃麻莉

チームの先陣を切る重圧にも一切動じない、頼れる1年生。自身の走力を冷静に見極め、序盤から無理のないペースでレースを展開。後半までしっかりと力を残す理想的なレース運びで、同学年の第2走者・山下へとバトンをつないだ。

第2走者・山下

足に痛みを抱え、万全とはいえない状態で試合を迎えた山下。顧問から欠場を打診される場面もあったが、本人のチームに貢献したいという強い思いから出場を決意。戸田から託されたバトンと仲間の思いを胸に、苦しい局面でも懸命に最後まで粘り強く走り抜き、第3走者・中出へとバトンをつないだ。

第3走者・中出

大会3日前に感染症から復帰したばかりの中出。体力面での不安を抱えながらの出走となった。しかし、ここでレース展開が味方する。前方を走る他校の選手が中出にとって絶好のペースメーカーとなり、その流れを巧みに利用。無理に前を追いすぎることなく、自身のリズムを保ちながらレースを進めた。後半の失速を最小限に抑える粘りの走りを見せ、最後はチームのエース・吉本へとバトンを託した。

第4走者・吉本

200m・400mの2冠を達成した吉本が、アンカーとして登場。その走りは、まさに圧巻の一言。バトンを受け取ると、力強いストライドで前方の選手との差を一気に縮めていく。次々とライバルをかわし、最後の直線でも勢いは衰えなかった。堂々たる走りでゴールラインを駆け抜けた。

 

記録――4分14秒23。

従来の三木高校記録「4分17秒01」を2秒78更新する、見事な学校新記録が誕生した。

それぞれが異なるコンディションや課題を抱えながらも、自分にできる最高の走りを追求し、仲間へとバトンをつないだ4人。

一人ひとりの力だけでは決して生まれなかったこの記録は、まさにチームワークの結晶。

4人の思いが一本のバトンに込められ、三木高校陸上競技部の歴史に新たな記録が刻まれた。

 

今大会では、上位入賞を果たした選手はもちろん、出場した選手一人ひとりがそれぞれの課題に向き合い、全力で競技に臨みました。

今回得られた成果と課題を今後の成長につなげ、さらなる高みを目指して練習に励んでまいります。

今後とも三木高校陸上競技部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。

【総務広報部】体育大会を開催しました!

天候の関係で当初の予定から1日順延となりましたが、10月1日(木)の予行、10月2日(金)の本番ともに素晴らしい秋晴れのもと、無事に体育大会を開催いたしました。

生徒たちはこれまで積み重ねてきた練習の成果を遺憾なく発揮してくれました。どの競技においても真剣な眼差しで取り組む姿が見られ、互いに健闘をたたえ合う素晴らしい行事となりました。

順延に伴い、ご予定の調整やご協力をいただきました保護者の皆様、また温かく見守ってくださった地域住民の皆様に、心より御礼申し上げます。

今回の体育大会で培った団結力と達成感を糧に、今後の学校生活においてもより一層の成長を期待しております。引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。