9月26日~27日の2日間、加古川市のSHOWAグループ陸上競技場において「第79回東播高等学校総合体育大会陸上競技大会」が開催されました。
本校からは13名の選手が延べ21種目に出場。各選手が日頃の練習の成果を発揮し、優勝や上位入賞、さらには学校新記録の樹立など、数々の輝かしい成績を収めました。
- 扶蘇が男子3000mSCで第3位!
長身を生かした華麗なハードリングを武器に、序盤から積極的なレースを展開した扶蘇。
障害物を軽やかに越えながら、終始落ち着いた走りでレースを進めた。序盤に築いたリードを最後まで守り抜き、見事3位でフィニッシュ。安定感のある走りで表彰状を手にした。
- 戸田心美が女子走高跳で第3位!
1m20から1m30までの高さをパスし、1m35から試技を開始した戸田。
最初の試技ではバーを落としたものの、2回目できっちりと修正してクリア。続く1m40も2回目の試技で成功させ、自己の限界に挑む1m45へと駒を進めた。
しかし、1回目、2回目と続けて失敗。後がなくなった運命の3回目を迎える。
緊張感が漂う中、それでも戸田は冷静さを失うことがなかった。助走から踏み切りまでの動きを修正し、力強く跳躍。空中で美しい弧を描くと、バーに触れることなく鮮やかにクリア。
土壇場で見せた勝負強さが実を結び、見事第3位を獲得した。
- 吉本が女子200m・400mの2種目で優勝!
大会初日の400mに登場した吉本は、序盤から他を寄せ付けない圧巻の走りを披露。持ち前の脚力と後半の粘り強さを存分に発揮し、2位に2秒42もの大差をつける圧倒的な勝利を収めた。
迎えた2日目。専門種目の400mHではなく、200mに挑戦。「200mではどのような走りを見せるのか」その走りに注目が集まる中、予選を全体2位のタイムで通過し、決勝へと駒を進める。
迎えた決勝。コーナーから直線へと移る局面で力強く加速すると、そこから一気に勝負を決定づけた。後続との差をみるみる広げ、先頭を譲ることなくフィニッシュ。400mに続いて200mも制し、堂々の2冠を達成した。
- 女子4×400mリレーで三木高校新記録が誕生!
今大会を締めくくる女子4×400mリレー(マイルリレー)では、4人の選手がそれぞれの役割を果たし、三木高校の歴史に新たな1ページを刻んだ。
第1走者・戸田妃麻莉
チームの先陣を切る重圧にも一切動じない、頼れる1年生。自身の走力を冷静に見極め、序盤から無理のないペースでレースを展開。後半までしっかりと力を残す理想的なレース運びで、同学年の第2走者・山下へとバトンをつないだ。
第2走者・山下
足に痛みを抱え、万全とはいえない状態で試合を迎えた山下。顧問から欠場を打診される場面もあったが、本人のチームに貢献したいという強い思いから出場を決意。戸田から託されたバトンと仲間の思いを胸に、苦しい局面でも懸命に最後まで粘り強く走り抜き、第3走者・中出へとバトンをつないだ。
第3走者・中出
大会3日前に感染症から復帰したばかりの中出。体力面での不安を抱えながらの出走となった。しかし、ここでレース展開が味方する。前方を走る他校の選手が中出にとって絶好のペースメーカーとなり、その流れを巧みに利用。無理に前を追いすぎることなく、自身のリズムを保ちながらレースを進めた。後半の失速を最小限に抑える粘りの走りを見せ、最後はチームのエース・吉本へとバトンを託した。
第4走者・吉本
200m・400mの2冠を達成した吉本が、アンカーとして登場。その走りは、まさに圧巻の一言。バトンを受け取ると、力強いストライドで前方の選手との差を一気に縮めていく。次々とライバルをかわし、最後の直線でも勢いは衰えなかった。堂々たる走りでゴールラインを駆け抜けた。
記録――4分14秒23。
従来の三木高校記録「4分17秒01」を2秒78更新する、見事な学校新記録が誕生した。
それぞれが異なるコンディションや課題を抱えながらも、自分にできる最高の走りを追求し、仲間へとバトンをつないだ4人。
一人ひとりの力だけでは決して生まれなかったこの記録は、まさにチームワークの結晶。
4人の思いが一本のバトンに込められ、三木高校陸上競技部の歴史に新たな記録が刻まれた。
今大会では、上位入賞を果たした選手はもちろん、出場した選手一人ひとりがそれぞれの課題に向き合い、全力で競技に臨みました。
今回得られた成果と課題を今後の成長につなげ、さらなる高みを目指して練習に励んでまいります。
今後とも三木高校陸上競技部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。



