引率教員は先月、
10月21日土曜日から10月28日土曜日までの予定で、本校と交流のあるフランスのクロミエ高校から生徒18名と引率の教員3名が来日しています。10月23日月曜日に本校で歓迎会を行いました。フランスの高校生18名は本校の生徒がホストファミリーとなり、ホームステイをしながら、1週間、授業体験や三木市の金物工場の見学など様々な日本文化に触れる予定です。
タイ王国の教育省職員や学校長の方々が本日、三木高校へ視察のために来校されました。
本校の概要や、生徒の探究活動などを聞いていただいた後、音楽の授業で琴の体験や、茶道部からの歓迎のお茶会、茶道の体験を行っていただきました。
廊下ですれちがう生徒もタイ王国式の挨拶で歓迎をし、授業では積極的にコミュニケーションをとっていました。訪問団の方も生徒との触れ合いを楽しんでいただけたようでした。
お世話になったPatrick先生、Louise先生に代わり、この8月、新しい2名のALTの先生方が三木高校に着任されました。
ジャマイカ出身のTricell先生、イギリスの出身のEdward先生は、共に初めての日本訪問で、早速、様々な日本の文化に興味を示されています。日本語をマスターしたいと、日本語教室にも通い始められました。
海外での英語教育の経験もおありで、三木高校の生徒の皆さんとの授業や部活動、学校行事等での関わりを楽しみにされています。
本校は、これまでのALTのChen先生、ネイティブ教員のAlex先生に加え、新たなお二人のALTをお迎えし、英語授業や国際交流にさらに力を入れていく予定です。
本校では、「草の根国際交流」に力を入れており、この夏休みに多くの生徒が外国にルーツをもつ子どもたちの夏休みの宿題をお手伝いをするボランティアに参加しました。
三木市や小野市には多くの外国人が住んでいらっしゃり、外国人の子どもの数も増えています。学校での学習について困っている子どもたちも多いとのお話を三木市国際交流協会様や小野市国際交流協会様からお聞きし、一昨年、昨年に引き続き、本校国際総合科、普通科を問わず多くの生徒が、夏休みの宿題に一緒に取り組むお手伝いをしました。
参加した生徒たちは、考えることも多かったようで、また今後もこのような機会があれば参加したいとの声が多く聞かれました。以下、感想を紹介します。
・「言葉が通じなくても真摯に向き合うことで、子供はその意思をくみとって仲良くしてくれるということが分かりました。担当した子は絵が好きで、絵を描くのに夢中になっていたけど、しばらくしたら私に計算を教えてくれるように頼んできたので、子供でもとてもしっかりしているんだなと思いました。」
・「たまたま担当した子がいちご狩りでペアになった子で久しぶりに会えてすごく嬉しかったです!」
・「宿題が終わっていたようでしたが、自分でやるべきことを見つけて取り組んでいました。私はそれがなかなかできないのですごいなと感じました。」
・「ほんとに楽しかったです! 最初は子どもとの接し方に不安があったのですが、少しづつペアの子とも話が出来て、最終的には懐いてくれて嬉しかったです!宿題を教えるのも苦じゃなくなって、会話が増えたりして楽しいことが多くありました。私は将来保育士になることをめざして頑張ろうと思っているので、このようなボランティアがあって、とてもいい機会でした。」
・「初めて参加してみて初めはどんな感じで教えたらいいのか分からなくて少し緊張しましたが、フレンドリーに話しかけてくれて沢山お話しながら楽しく勉強したりおにぎり作りを通して仲が深まったりして良かったです。やはりやさしい日本語を使いながら話をすることは凄く大切なんだなと改めて分かりました。いろんな国籍の子供たちがいて文化の違いなどを感じました。」
・「三木にもたくさんの外国の子供がいて、勉強についていけていなかったりして困っていることが分かったので、もっとそういう子達がのびのびと過ごせる環境を作ったり手助けをしたりしたいと思いました。」
・「初めてこのボランティアに参加し、1回目の参加がとても楽しかったので、次のボランティアも参加しました。様々な国の子たちがきていて自分が担当する子とたくさんお話をしたり、勉強を教えたり、とても良い経験になりました。」
・「3回目の参加だったけれど、やっぱり勉強を教えるということは難しいなと実感しました。日本語をよく理解している子も簡単な言葉で説明しないと伝わらなかったりするので私の中で言葉遣いや語彙力が課題だなと感じました。」
5月25日(水)夕方、昨年度に引き続き、本校と交流のあるフランス・クロミエ高校からの強い要望もあり、オンラインで交流しました。
本校BGルームに設置のwebexというシステムを使い、日本側からは4月の石垣島への研修旅行や三木の特産物の紹介や落語(英語)を披露しました。フランス側からも、クロミエの紹介や最近クロミエで購入できる日本の商品(フィギュアやお菓子など)の説明がありました。
今回はネット状況もよく、国際総合科の生徒だけではなく、普通科の生徒も参加し、現地の様子を味わうことができました。また、アニメのクイズでは、フランスでのアニメの人気ぶりが伺えました。
フランスではもうマスクの着用が必要ではなく、コロナも少しずつ収束してきているとのことでした。一日も早くフランスに行きたいという気持ちになった交流でした。