1学年農業「秋の味覚の収穫」

本日は秋の現場実習に向けて、お世話になる企業へのご挨拶に、
1学年及び2学年の生徒が保護者とともに出かけていきました。
特に1学年のメンバーは初めての現場実習ということで、
緊張した面持ちで学校を出発して行きました。

受け入れしていただく企業によっては、本日のご挨拶ができないところもあり、
今日挨拶に行かないメンバーで農業の補習を行いました。

1.銀杏(ぎんなん)拾い
秋の味覚の一つ、銀杏。本校にも大きな銀杏(いちょう)の木が数本あり、
今年もたくさん実っていました。
銀杏(ぎんなん)の実そのものはとても強いにおいのするものですが、周囲をきれいに
洗い流して殻を割ると緑色のきれいな実を加熱して食べることができます。
茶碗蒸しの具などに使われていますね。
 
農業倉庫から農場に向かう道のところで、土手の斜面で足元に気を付けながら、
一生懸命拾っていました!

2.山芋掘り
本校でも山芋を栽培しています。自然薯(じねんじょ)の収穫時期になりました。
この自然薯という芋、土の中でどんどん成長するので形がいびつになります。
下に向かって成長することから、長さはかなりのものなので折れやすいです。
そのため、大きく成長して形の良い自然薯は高値で取引されています。
 
穴を深く掘っていきます。
上の写真みたいに横一列になって自分の持ち場を深く深く掘っていきます。 
 
 
発掘調査のような丁寧さで、芋の周りの土を取り除いていきます。
芋を折ることなく、大きな形のまま掘り出すことができました!
↑ こちらの動画のように掘っていきます。

3.冬瓜の選別
 
倉庫では冬瓜の選別が行われていました。
冬瓜はかつおだしで煮てそぼろ餡で食べると美味しい野菜です。
写真を撮った時点では冬瓜の選別のみでしたが、
かぼちゃも新聞紙に包んで日持ちするようにしています。
教員と一緒に生徒たちが冬瓜の表面に傷がないか、
重さはどれくらいあるのかを調べてサイズ別に選別を行っていました。

冬瓜や銀杏、自然薯は11月3日に実施される青空市場で販売する予定です。 


同学年の仲間が実習の挨拶に行くなか、残ったメンバーも一生懸命収穫や販売準備を行い、
充実した時間を過ごすことができました。

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