2学年・3学年農業 自分たちの環境は自分たちで

今日は2限目に進路全体説明会が保護者の皆さん対象に行われ、
3・4限は現場実習説明会.午後から、6月の現場実習に臨む2年生と3年生が
お世話になる企業にご挨拶に出かけました。
ご挨拶…と言ってもそこは相手のあるお話、先方のご都合が悪い場合は
別日にということになります。

では、今回事前挨拶のない生徒たちはそのまま早く帰ることができるか?と問われれば、
そこはNO
(参照:「2024年10月29日 1学年農業「秋の味覚の収穫」」
 https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/koto-sn/?p=13998)

今回は2年生(31期生)だけでなく、3年生(30期生)も居残りのメンバーで
様々な作業を行いました。

2年生の様子を見てみましょう。

★秋花壇の播種
 
 

校内の花壇も春から初夏にかけてのネモフィラもそろそろ終わりになり、
秋の花壇の播種(種まき)を行いました。写真をご覧ください。
種をそのまま植えればいいというものではなく、ある程度の大きさまで
育てる必要があります。

本校では、ガラス温室で自動的に潅水することができますので、
セルトレイに播種してある程度の大きさまで育苗しています。

今回はジニア(百日草)とカスミソウなどの切り花用のミックスの花を播種しました。
夏から秋にかけて本校の花壇で美しく咲いていることでしょう。

★チューリップの球根の手入れ
 


春の寄宿舎の横で咲いていたチューリップですが、授業時間内に球根を掘り出しました。
チューリップの咲き終わった球根は一度掘り出して再び植えることで、
翌年再び美しい花を咲かせることが知られています。

このチューリップも掘り上げてそのまま放置しておけば良いものではなく、
カビが生えてしまうので古い皮や土などを丁寧に除去しないといけません。

秋花壇の播種やチューリップの球根の手入れなど、
本当に根気のいる仕事を丁寧に行うことができました。

★サヤエンドウの収穫
 
 


サヤエンドウの収穫を行いました。
湯がいてすりごまと生姜醤油でさっぱりと頂くことができます。

今年は豊作で入学希望者説明会や学校見学、本日の現場実習説明会でも販売を行いました。
先日行われた、学校見学では生徒が見学者の皆さんに直接販売し、
興味を持った皆様にもお買い上げいただきました。
こうした「製品」が本校を訪れた見学者の皆様やお客様の目に留まり、
本校をアピールしてくれる大事なツールになっています。



先日までの蒸し暑さからさわやかな暑さになったとは言え、暑い中での収穫作業、
一つひとつ丁寧収穫して調整を行いました。

次に3年生の様子を見てみましょう。

★農業倉庫の整備

本校の農業の授業は半分屋外である農業倉庫が本拠地になっています。
そこから必要な道具類を運び出して作業に取り掛かります。

 


今回は農業倉庫前の防水シートが古くなっていたので、それの全交換を行いました。
ブロックや木の板など積み上げてあったものを全部撤去して、古くなったシートも
撤去しました。
 

農業倉庫と浄化槽の間にあった木の根も除去することにしました。
3年生が力を合わせて掘り出してすべて撤去することができました。
本当にお疲れ様でした。

 

そして最後に新しい防水シートを張り、
その上にブロックと木の板を設置して元に戻しました。

今日の農業の補習は「自分たちの環境は自分たちで整備する」
高特の特徴がいかんなく発揮されたものになりました。

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