北高 校長室から 207 「マスコット」考
神戸北高校が、東京2020の「ようい、ドン!スクール」に認証されたことは、先日ここに書きました。これによって神戸北高校は、東京2020の「マスコット」を印刷物などに使うことができます。
これらの「マスコット」画像を使うことができるのは、北高のような「認証校」だけです。色違いを含めると約400種類も提供を受けたので、来年7月までの期間に(←今のところ)全てを使うことはできないでしょうね。ところで、下の「三次元マスコット」は、先日から職員室に出現しています。
最後の写真を見れば、かなりの大きさであることが分かっていただけると思います。これらの「三次元マスコット」は、北高が買ったのでも、大会組織委員会がくれたのでもありません。理科のM先生が、(認証校になったのを機会に)自ら学校に持ってきてくれたのです(経緯は略しますが…)。
これ、とてもいいと思います。今は、職員室の真ん中に置いていますが、ほかに良い利用法はないか、考えてみます。今更ですが、左がミライトワでオリンピックのマスコット、右がソメイティでパラリンピックのマスコットです。性別はなく、2体が並ぶときには、必ずミライトワが左に来ます。
ミライトワの名前の由来は、(「未来とは?」ではなく)「未来」と「永遠」(トワ)を足したもの。同じくソメイティは、「ソメイヨシノ」と英語の so mighty 「ソゥ・マイティ=とても力強い」を合わせたものです。
ところで、「マスコット」というのは、オリンピック大会組織委員会が使っている用語です。一般的には、「キャラクター」と呼ぶことも多いでしょう。
神戸北高では、近々、この「キャラクター」を生み出そうとしています。ちょうど「時差登校」が始まった6月、現生徒会役員から「ぜひ、キャラクターをつくりたい」との話が出ました。厳密には、最初に話が出たのは今年の冬でしたが、その後臨時休校に入ってしまい、そのままになっていたのでした。
来週明け8月24日の2学期始業式で、生徒会長が全校生に「投票」と「命名」を呼びかけます。1学期(放送)終業式でも、私から少し頭出しをしましたが、北高生の皆さんは、ぜひ協力してください。
そして、無事に良い名前の付いた「北高キャラクター」が生み出されれば、北高をあげて応援して育てます。具体的な大きな目標は「着ぐるみ」ですが、その前に、東京2020マスコットのような「ぬいぐるみ」も考えています。そして、「ぬいぐるみ」第1号ができあがる目処も、もう立っているのです。
最後に北高生のみなさんへ: 8月24日の2学期始業式では、この東京2020マスコットに関して、とても大事な話をします。楽しみにしといてね♪
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥