北高 校長室から 067 タイ王国SB校 Day 3

朝には小雨が残っていたものの、今日の1日旅行では、ようやくまともな天候となりました。
SB校の先生・生徒全員と北高の5名のホスト生徒、そして北高教員(私を含めて)3名で、淡路島・鳴門方面に行ってきました。

神鉄・谷上駅前に8:30に集合し、29人乗りマイクロバスで明石海峡大橋方面に向かいます。
この世界最長の吊り橋の全容を見てもらうため、淡路SAでしばらく休憩します。

淡路島を通過し、最初の目的地は、鳴門での「渦潮観潮」でした。
「うずしお観潮船」に乗り、鳴門海峡大橋の下あたりで渦潮を間近に見ます。

実は今日午前の便、10:20発と11:00発が「大潮」で、最も渦潮が見えやすいベストタイミングだったのです。
そして、その後の予定のため、できれば10:20発に乗りたかったところ、ホントにギリギリで10:20発に乗ることができました。

渦潮の様子、いかがでしょう?
大潮だけあって、かなりの迫力でしたが、「渦巻き」になっている様子は、やはり上から見ないとわかりにくいかも知れません。

というわけで、次の目的地は、車で数分の「渦の道」です。
今度は、鳴門海峡大橋の真下、海上約45mから渦潮を見ます。

マイクロバスを駐車場に停め、高速道路上の歩道橋を渡って「渦の道」に向かいます。
入口は、鳴門海峡大橋の鳴門市側にあります。

かなりの水平距離を歩きますが、海上から45mは、非常に高いです。
そのうえ、写真のように所々、床がガラス張りになっているのです。

アジアの国々では、展望台の床全面がガラス張りの高いタワーもありますが、私は絶対にガラスの上に立つことはできません。
このような幅1mほどのガラスであっても、ムリです(笑)。

でも、両校の生徒たちは、おもしろがっていました。
けっこう長い時間を過ごし、マイクロバスに乗って、次の目的地、淡路島中部にある「イングランドの丘」に向かいます。

鳴門からは、半時間もかからないくらいですが、「イングランドの丘」に入る前に、そのすぐ近くにあるラーメン店で昼食を摂りました。
「イングランドの丘」内にもレストランはあるのですが、市中よりかなり高そうなのと、種類も限られているように思えたためです。

タラポーン先生とノンヌット先生(と私)にとっては、昨日に続きラーメンですが、お二人は全然問題ないとのこと。
私もラーメン好きのため、問題はありません(笑)。

ここは、20年ほど前までは、「淡路ファームパーク」という名前でした。
写真のような多くの珍しい動物がいて、特に、コアラがいる施設は、全国でここを含めて7箇所のみです。
ウサギなどには手を触れることもできます。

今日は、ここに2時間弱いましたが、十分ではなかったことでしょう。
かなり急いであちこち回ったと思いますが、両校の生徒たちとも楽しく過ごしたように思えました。

実はあと1箇所、野島断層が保存されている「北淡震災記念館」にも行くことを考えていましたが、無理をせず、3時半過ぎにここを出て、解散予定の三宮に向かいました。
三宮到着は、ぴったり予定通りの5時となりました。

※今日訪れた場所は(行かなかった「北淡震災記念館」も含め)、私、全て9月以降に(2回に分けて)「下見」に行きました。
※大昔に住んでいたことがある淡路島ですが、移動にかかる時間を正確に調べるためもありました。
※実は、私にとって、このような旅行の計画を立てるのも楽しいことなのです。
「イングランドの丘」は、下見の時には中には入りませんでしたが、前回入場したのは、子どもが小さい頃なので、もう20年近く前のことですね。

明日日曜日は、各家庭で自由に過ごしていただく日となっています。

★交流相手シーブンヤーノン校や滞在日程については、こちらの本校サイト内のページをご覧ください

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥