北高 校長室から 052 タイ王国からのお客様

本校では、今年度からタイ王国の高校との交流を始め、来月下旬、相手校の生徒5名と教員が本校を訪問します。

本日は、この交流とは全く別に、タイ王国からのお客様がありました。
ちょうど昼休みの時間帯に学校に着かれましたので、下の写真のように、教員・生徒数十名が歓迎の出迎えをしてくれました。

バンコク市内にある ヨシンブラナ Yothinburana 校から来られた、ワリンポーン Warinporn 教頭先生です。
同校は、生徒数3,000人を超える大規模校です。

北高生には9月2日の始業式で説明しましたが、8月に約1週間、北高の大橋教頭先生が、県教委の事業によってタイ王国に派遣されました。
これは、14年前から続く事業で、兵庫県立学校の幹部職員(教頭等)とタイ王国の幹部職員(校長・教頭等)の交流を行っているものです。

相互の交流のため、タイからは9月2日に兵庫県に来られ、本日午後を北高で過ごされたわけです。
一行は9月9日(月)に帰国されますが、本日から8日(日)までは、大橋教頭先生の家庭で過ごされます。

ワリンポーン教頭先生は、5時間目には、書道や美術を体験されました。
6時間目には、1年生の国語と英語の授業を見学されました。
このときも、生徒たちは本当に暖かく迎えて対応くれました。

上の4枚のうちの最初の写真は、ワリンポーン先生が教室に入って来られる前の様子で、タイと日本の国旗を持って待ち構えているところです。
先生が教室に入られたときには、大きな歓声が湧き上がりました!

私は、今回も、「北高生のよさ」(あたたかい気持ち)を強く感じました。
これは、なかなかどこにでもあるものではないと思います。

今日の様子を見て、私は、来月タイの生徒と先生を迎え入れる時の不安が消えました。
いっそう楽しみになりました。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥