5月19日(金)、中間考査最終日1限のテスト終了後、コース1年生40名はJICA関西(神戸市中央区)に向けて出発しました。現地到着後、まずエスニックランチで腹ごしらえ。環境に配慮して各自でマイ箸を携行し、チキンがメインのケニア料理を体験。素材の味が生かされた健康的な料理をおいしくいただき、全員が完食しました。昼食後、館内の施設を自由に見学。観覧室には、JICAのSDGsの取り組みを紹介する展示や、地球規模の課題について体験的に理解できる仕掛けが多くありました。実際に水不足が深刻なルワンダで行われている水くみを体験する生徒もいました。約30分間の施設見学後、職員の方からJICAの活動紹介、発展途上国への支援のあり方などの説明を聞きました。続いて、実際に青年海外協力隊の一員としてスリランカとインドネシアで活動された方の講義を受けました。サッカーを通して現地の子供たちと交流した話や、宗教や文化の違いなど興味深い話がクイズ形式で展開されて、生徒たちは最後まで熱心に聞いていました。今回の行事を通して、コース生が英語圏の地域だけではなく地球上のあらゆる国や課題に関心を広げてくれることを期待しています。
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