昼食後、館内の施設を見学しました。閲覧室には地球規模の課題について体験的に理解できる仕掛けも多くありました。ある生徒は世界のゴミ問題についてのパネル展示を前に、真剣に見入っていました。その後、JICA隊員である織田芳孝さんの講義を受けました。インドネシアに滞在中に気づいた“現地の方の自立を促す援助”を「魚ではなく釣り竿を」という言葉にして教えていただきました。最後の挨拶で、代表生徒が「日本の常識で世界を見つめるのではなく、それぞれの国の人たちの暮らしに自分たちが合わせようとする柔軟さが必要だと感じた」と感想を伝えました。まさしく講師の織田さんが伝えたかったことだと思います。
今回の行事を通して、英語を学習するコース生が、英語圏だけでなく地球上のあらゆる国に関心を広げてくれることを期待しています。お忙しい中、このような機会をつくってくださいましたJICA関西のスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。