今年度から、文系・理系両分野から大学の先生をお招きし合計3回のユニバーサルレクチャーを実施します。
第1回目の本日は、兵庫県立大学経済学部から石黒靖子教授をお招きし「国際経済と日本経済」という演題で公開授業をしていただきました。
本校生徒約50名に加え、校外からも複数の聴講希望の方がいらっしゃいました。
石黒先生から「経済学と経営学の違い」や「ヘクシャー・オリーン理論」、「国が貿易するのとしないのとではどう違うのか」等、大変深い内容についてわかりやすく説明していただき、聴講した生徒たちも満足している様子でした。
講義後も個別に質問する生徒たちに優しく対応してくださりました。
以下に、生徒の感想からの抜粋を掲載いたします。
生徒の感想(抜粋)
・経済学はとても難しくて、自分にとっては遠い存在だと思っていましたが、国際的な関わりを通して生活を豊かにするための研究をしている必要不可欠な学問だと思いました。完璧に理解することはできませんでしたが、分かりやすくて興味深い講義でした。(3年男子)
・私はずっと経済学部志望で、進路校外学習の時も経済学部へ行き、そこで講義を聞いて面白くてもっとやりたいなと思いました。今日の講義は、そのときとはまた、全く違ったような話で正直とても難しかったです。だけど、いろんな講義を聞いて、様々なところから経済学部のことを知れて、今日は本当に参加することができて良かったなと思います。今、進路のことをすごく迷っていて、ずっと経済を第一志望にしてきたけど、そこから変えようかなと迷っていたので、今後、進路を決定していくうえで参考にしていこうと思います。(3年女子)
・優位性のない国でも貿易が出来て、しかも両国ともに利益がでる仕組みが印象に残った。小国がより利益をうけるけど大国で損することはないから協力しあうことは良いことだと思った。賃金の安い国から輸入するのもあまり良くない、この問題に対してこれからどうするのか興味がわきました。(1年女子)
文責進路部