本日は論文提出の期限日です。13期生は一人も欠席することなく、全員無事論文を提出することができました。
2人の生徒に1年間の思いを書いてもらいました。
1人目は「千利休に見る日本人のおもてなし」について研究した社会科学F講座のNさんです。
4月からはじまった「課題研究」もついに終わりを迎えました。初めは何をどう進めていけばよいのかわからず、戸惑うことも多々ありました。試行錯誤をしていく中で進むべき道が見えるようになり、自分らしい研究をおこなうことができるようになりました。4月に考えていた結論とは違うようになりましたが、そこも研究のおもしろい点の一つなんだなと気づくことができました。「課題研究」をこの1年で終わらせるのではなく、これを機に学んだ沢山のことを今後も活かしていきたいです。
2人目は「木製の教会」について研究した芸術学R講座のSさんです。
今日は、お互いの論文を読みあい、入力ミスがないかなどのチェックをおこなった。講座メンバーとは、1年近く同じ教室に集まり、それぞれ研究をおこなっている。講座別発表会で、それぞれどのような研究をおこなっているか知ることができたが、今回論文を読むことにより、その人がどのような考えで研究を進めていき、調べていてどう感じたのか知ることができ、新しい発見があったので、読んでいてとても面白かった。一つのことをこのような長い間調べるという経験は、人生の中でもそうあることではない。私は今回の「課題研究」で、「ロシアの木造の教会」について調べたが、調べていくうちにわからないことが出てきたり、集まった資料の量が多く、まとめるのにとても苦労したが、「課題研究」で過ごしたこの1年は人生にとって、とても大きな財産になっていくと考える。
13期生のみなさん、論文完成までよく頑張りました。深め、まとめ、形にすることができました。来週は講座別活動の最後になります。総合学科で学んだ3年間の総括をしていきましょう。
文責・3年次課題研究担当