本日は家政学L講座と芸術学Q講座を取材します。
家政学L講座は、被服・幼児教育について調べている生徒が多い講座です。
「日本の子どもと世界の子どものしつけの違い」というテーマで取り組むSさんに自分の研究について紹介してもらいましょう。
私は将来教育関係に進みたいと思っているので、子どもにとって良い教育とは何かということを世界各国の教育を比較する中で考えていこうとしています。調べていくと、子どもに対して何を重要視しているかが国によって全く違うことがわかりました。スウェーデンでは生活を子ども中心に考える「子ども中心主義」で、学校に行く期間が日本よりも1ヶ月も短くゆったりとしており、一人ひとりの学ぶプロセスを大切にしていることがわかりました。また、アメリカやオーストラリアなどは「自立」にかなりのウエイトをおいており、個性を活かし積極性、自己主義を養うことを目標としています。日本では礼儀や挨拶の重要性、謙譲の精神、協調性などが特徴で、他の国とは違うことがわかりました。このように違う教育を受けることで、大人になるとどのような違いや特徴がでるのかもっと知りたいと思います。
L講座では、子どものおもちゃを製作したり、ウエディングドレスを製作している生徒がいます。出来上がりが楽しみですね。
次に芸術学Q講座を取材しましょう。
Tくんに講座の紹介と自分の研究について紹介してもらいましょう。
Q講座は「エッシャーのだまし絵」や「室内ゲーム」、「人工知能」、「ファッション」であったりと皆アイデアにあふれ活力にあふれています。
私はアルチンボルドの絵に興味を持ち、野菜を実際に組み合わせ、写真を撮ることを思いつきました。そこから、どうすればいいものか、あと一歩のところでつかめず、苦悩しているところです。仲間の励ましがあって、もう少し頑張ろうと思うようになっています。
なかなかうまくいかないときもありますが、「継続は力なり」。コツコツと地道に取り組んでいきましょう。がんばれ13期生!
3年次課題研究担当