8月22日、兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)大ホールにて、平成演劇教育委員会夏期集中講座・裏方技能検定がありました。この催しは兵庫県高等学校演劇研究会阪神支部の主催のもので阪神間の演劇部員180名ほどが集まりました。本校は1~3年次の演劇部員9名が参加しました。
講座(検定)の内容は次の5点です。
①打ち合わせ士:実際に設置された装置の舞台平面図、正面図、照明平面図を規定時間内に完成させる。(全員)
②定式物士:平台・箱馬・高足といった「定式物」を制限時間内に指定どおりの形に組み上げる検定。
③舞台技能マイスター:指定のプランについて上演の位置決め、明かりあわせ、音あわせを指定時間内に完了できるかの検定。
④マッスルランキング:演劇人に必要な筋肉・柔軟性・俊敏性を総合的に検定。(全員)
⑤クイズ王:舞台基礎用語、舞監・衣装・小道具関連、音響・照明関連に関するクイズを4回行い、総合点でクイズ王を決める。(全員)
本校演劇部は定式物検定2級と3級にエントリーしました。
定式物検定3級では装置を運ぶときの安全性を指摘され不合格、2級では高さを間違え不合格という残念な結果に終わりました。
打ち合わせ士では、2年次部長が「美術士2級」「照明士2級」の2つ表彰されました。2年次部員1名、3年次部員1名も「照明士2級」の表彰をうけました。
この検定にむけて、学校では舞台図の書き方や手作りの模型で平台・箱馬の設置の仕方を勉強してきました。机上での勉強と違い、実際の舞台で設置することがなんと難しかったことか。
ホール観察会もあり、たくさんのことを学ぶことのできた有意義な一日でした。
この経験を阪神大会にいかしていきましょう。
文責・演劇部顧問