9月6日(月)、3年次「食品」の授業にて、「おいしいごはんを食べよう県民運動 第24回あけてニッコリ!!わくわくお弁当コンテスト」応募に向けて、校内発表会を行いました。
1学期に、栄養や食品、調理法、弁当の諸条件等について学習を行った上で、夏休みにレシピ作成、弁当調理を実施し、まとめました。弁当のネーミング、おすすめのおかず、食材、栄養のポイント、いろどり、味付けなどをそれぞれ発表して、15人の受講生みんなで学び合うことができました。友達の発表を聴いて大きくうなずいている人、メモを取っている人、大きな拍手を送っている人、それぞれ学び合う姿を見て、いろとりどりのお弁当15個を見て、こちらも楽しく学ぶことができました。
発表では、手軽に調理できる良さ、創意工夫、食品ロスを出さない配慮などが特徴として見られました。そして、食べてもらう相手へのメッセージ、体調を気遣う思いなど、気持ちを込めたもの、感謝を表したものが数多くありました。日頃の学習の成果を誰かのために生かせることは、学習において何より大事であると思います。まさにコンテストのタイトルである「あけてニッコリ!!」の笑顔のやりとりが弁当を通じてできますね。「食」の持つ魅力を再認識する機会にもなったのではないでしょうか。
この発表会は、夏休み中に「デジタル社会に対応した産業教育設備事業」により、本校実習室に新設されたプロジェクターとスクリーンを活用して実施しました。これからも、これらの機器を活用し、発表活動、探究活動を進めていきたいと思います。
文責:家庭科「食品」授業担当者