11月27日(月)2校時に、九州大学から安田章人先生をお招きして、「スポーツハンティングとは、なにか -狩猟を通して、人間を考える-」のテーマでお話していただきました。サハラ以南のアフリカ諸国の多くが、スポーツハンティングを許可しています。スポーツハンティングをする人は大半が欧米の富裕層で、経済的に苦しい発展途上国は彼らが落とすお金が貴重な外貨獲得の手段で、これを野生動物保護などの予算に充てようとするものです。
「スポーツハンティングは是か非か?」---これを人類学・環境社会学の視点で解いていきました。砕けた表現でとても分かりやすく、聴講した2,3年生は食い入るように聴き入っていました。50分の短い時間でしたが、極めて有意義な講義でした。
安田先生ありがとうございました。
文責:インスパイア・ハイスクール担当