学校案内 学校長挨拶

学校長挨拶

兵庫県立上野ケ原特別支援学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。心から歓迎いたします。

 本校は、昭和28年4月に国立兵庫療養所の病棟を借用して病弱教育を行う、県下唯一の県立養護学校として開校しました。病弱教育校としての歴史と伝統を持ち、昨年度、創立70周年を迎えることができました。

 平成20年には、時代のニーズに応えて、三田市及び西宮市立山口中学校校区の知的障害のある児童生徒の教育も開始し、病弱・知的という2つの教育課程を持つ特別支援学校になりました。

  また、上野ケ原特別支援学校は、「本校」の他に、県立ひょうごこころの医療センター内に「ひかりの森分教室」、医療福祉センターさくら内に「さくら訪問学級」と、それぞれに拠点を置いており、広範囲にわたる教育の場があり、それぞれの児童生徒の実態に応じた特色ある教育活動を行っています。令和6年4月現在の在籍児童生徒数は、小学部14名、中学部23名、高等部51名(訪問学級を含む)、合計83名です。

 上野ケ原特別支援学校では、「一人ひとりの児童生徒の持てる力を引き出す」「社会的自立と自己実現を目指す」「すこやかな体と豊かな心を育てる」を学校教育目標に掲げ、日々の教育実践に取り組んでいます。児童生徒一人ひとりの教育的ニーズについてしっかりと把握し、教職員間、関係機関と丁寧に共有することにより、きめ細かく適切な教育的支援につなげることができます。

 本校の子どもたちが、地域や周囲の人々に愛されていることを知り、活き活きと学ぶことで笑顔が溢れ、子どもたち自身が「楽しい!嬉しい!」と感じ、社会の一員として良い影響を与える存在となるよう一層尽力してまいります。

今後とも本校の教育活動に、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和6年4月

県立上野ヶ原特別支援学校

校長 高田 敬子