高校生が小学生に探究の授業!~「伝える」ことで、自分の探究も深まる~
10月13日(火)、本校2年生による苦楽園小学校への探究出前授業を行いました。
高校生18名が3人1組の6チームに分かれ、5時間目と6時間目に、小学校4年生の3クラスと6年生の3クラスで授業を行いました。
各授業のテーマは、これまで高校生が取り組んできた個人探究をもとにしたものです。
A班「睡眠の役割」
B班「時間の感じ方」
C班「小さな1歩が未来を変える」
D班「集中力」
E班「スポーツパフォーマンスを向上させるには?」
F班「知って、考えて、食べ物を大切に!」




それぞれのチームは、自分たちが興味をもって調べ、考えてきたことを、小学生にも伝わるように工夫しながら授業を進めました。
小学生の反応から、新しい発見!
実際に授業をしてみると、小学生の反応は高校生にとっても新鮮なものだったようです。ある生徒は、「授業前には内容が難しいかもしれないと考えていたものの、実際に授業をしてみると、小学生が理解して喜んでくれたことが印象に残った」と振り返っています。また、別の生徒は、「4年生と6年生で質問への反応や理解の様子に違いがあった」と気づくことができました。
同じ内容でも、相手に合わせて伝え方を工夫する必要がある。小学生の反応を目の前で感じたからこそ得られた学びです。
「伝える」ことの難しさも学びに
もちろん、授業はすべてが思いどおりに進んだわけではありません。生徒の振り返りには、こんな言葉もありました。「思ったよりもクラスをまとめるのが難しかったです。大きい声で話すだけではなくて、もっと他の工夫が必要でした。」また、別の生徒は、「説明の途中で小学生全員の様子を把握することが難しかった」ことや、「予想外の質問に臨機応変に対応する必要性を感じた」と振り返っています。授業を準備する段階では気づかなかったことも、実際に相手に伝えてみることで見えてきます。どうすれば興味をもってもらえるのか。どうすれば理解しやすくなるのか。スライドの文字数はどのくらいが適切なのか。そして、相手の反応を見ながら、どのように説明を変えればよいのか。
こうした気づきも、今回の出前授業で得られた大切な成果です。
生徒感想の抜粋
「今日は授業をさせていただいてありがとうございました! すごい元気なクラスで授業が楽しかったです! 僕もみんなの元気に負けないように学校生活を送ります!」
「手を挙げてくれたり、進んで自分の意見をのべてくれる小学生に感動した。あいさつしてくれる子もたくさんいて嬉しかった。」
「正直私は小学生をまとめるのが難しくてあまりできなかったのですが、先生の手助けが助かりました。元々想定していないような考え、意見も自分の中で得られてとても良い機会でした。」
「4年生と6年生の2学年でびっくりするほど成長するのだなと思いました。今日の出前授業を行って先生になりたいという思いがより強くなりました。」
自分の探究を、もう一歩先へ
今回の出前授業は、これまで続けてきた個人探究を振り返り、整理する機会にもなりました。自分が調べてきたことを小学生にわかりやすく伝えるためには、内容を自分自身が十分に理解していなければなりません。言葉を選び直し、説明の順序を考え、相手の反応を確かめる。その過程で、これまでの学びが整理され、今後さらに調べてみたいことも見えてきます。
今回の経験を、11月17日の中間発表に向けた探究活動にもつなげていきます。
小学生のみなさん、先生方、ご協力本当にありがとうございました!

