1年生の木工の授業では、チャームの製作が終わりスマホスタンドの製作が始まりました。
この授業では、材料からさしがねを使って必要なパーツを採寸して、
のこぎりで採寸通りに切断します。
そしてデザインの描かれた用紙をなぞってカーボン紙で木材に転写し、
最後に、糸のこ盤を使用して切り抜きました。
今日の授業は切り抜いた後のお話です。
さて、切り抜いた材料ですが、手で触れただけで、のこぎりでの切断面や板の表面など
ざらざらした手ざわりになっているのがわかる部分が多々あります。
それを紙やすりなどを使用して滑らかになるまでひたすら磨きあげていきます。
↑ ごらんの通り、動きがありません。
では手元を見てみましょう。
↑ ひたすら手を動かして、材料を磨きあげています
こちらは、教員が見本で製作している猫のシルエットを切り抜いたものです。
つるつるになるまで磨きあげられています。
授業の後半では、切断面を滑らかにするためにベルトサンダーを使用して磨き上げました。
初めて使用する機械なので、生徒諸君もおっかなびっくりで使用していました。
ベルトサンダーとは、ベルト状になった紙やすりがモーターの力で高速回転しており、
材料を押し当てるだけで磨きあげてくれる便利な機械です。
本校には80番、240番、320番の3種類のベルトサンダーがあり
必要に応じて使い分けています。
教員の指導で機械を使用しています。
出来具合を生徒や教員と一緒に確認して、よりよく機械を使用していい作品を
製作できるように頑張っています。
今回は「ひたすら磨く」ことに集中した2時間でした。
動きは少ないですが、考えないといけないことや気を付けるべき点がたくさんある、
非常にクリエイティブな作業であったと思います。