震度7の地震が起きたと想定して避難訓練が実施されました。 放送で第一報を聞いた生徒たちは、すぐに教室のドアを開けて出口を確保し、 揺れが収まるまで机の下にもぐって頭を守りました。 その後は押さない、走らない、しゃべらない、戻らないの「おはしも」で行動し、 グランドに避難しました。みんな落ち着いて行動し、5分3秒で避難完了できました。 運悪く、週末の雨でグランドはぬかるみ状態でしたが、皆整然と上靴のまま避難し、 教頭先生のお話を聞きました。 26年前の阪神淡路大震災の時、教頭先生は本棚から落ちてきた大量の本に埋もれ、 テレビもつかない状態で訳が分からないまま職場にむかわれたそうです。 どうしていいのかわからない時こそ、 「落ち着いて、自分で考えて判断し行動することが大切」と話されました。 犠牲に遭われた6400人余りの方々のご冥福を祈り、グランドで黙とうを捧げました。 その後、各学年に分かれて、防災学習をしました。DVD『となりの防災学習』を視聴し、 プリントで各自「もしもの時はどうするか」の確認をしました。 ライフラインが止まった時、現代の人間がいかにもろい存在であるか、 二つの家庭を比べながらネコ目線で語るユニークなDVDでした。 「顔を洗って歯磨き、食事を取って、トイレに行って、お風呂に入る」 当たり前の生活を水や電気、ガスが出ない中で1週間(少なくとも3日) 生き延びる工夫を、日頃から考えておく必要があります。 ちなみに防災三種の神器は「新聞紙・ポリ袋・ラップ」だそうです。 お家でも情報交換して、「いざ」という時のために備えておきたいですね。 その後、倉庫の備蓄用水を新しい物に入れ替えました。 昨年度の備蓄用水とパンの缶詰は持ち帰り用にクラスに運んで配りました。
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