コース1年生(35回生) 小学校英語出前授業

 12月14日(金)、コース1年生は、大久保南小学校4年生児童たちに英語の授業を行いました。英語を教える経験は皆今回が初めてです。10月から試行錯誤の繰り返しで授業の準備を進めてきました。

大久保南小学校の先生から依頼された学習項目は、”Do you have ~?” “Yes. I have ~.” “No. I don’t have ~.”です。児童が興味を示す題材や覚えたフレーズを楽しみながら使える活動を考慮しつつ、筋の通った指導案に仕上げていくのは至難の業です。グループ内で話し合いを何度も重ね、時には別のグループからの助言も参考にしながら、コース生ならではの授業案を創りあげました。

大久保南小学校の児童は皆とても元気でパワフルでした。彼らのパワーにつられて、コース生も思わず声を張り上げました。何度も繰り返してきたリハーサルですが、もちろん準備通りに事が進むはずがありません。予想外の展開が多々ありました。白熱し過ぎて感情が溢れ出てしまう児童もいました。コース生たちは、子どもたちの反応を探りながら必死に授業を進行していきました。

授業を終えてコース生が感じたことは様々です。ある生徒は、入念な準備、仲間との協力やコミュニケーションの大切さを改めて実感しました。また、人前でのパフォーマンスは“失敗しない”のではなく、“人とのやり取りを楽しむ”ことに意義があるのだということが分かった、いう生徒もいました。今回の取り組みでは、コース生が人との真のかかわり方について気づき、学ぶ機会をいただいたように思います。大久保南小学校の先生方、そして児童の皆さんには、このような有意義な機会を与えていただきましたことを心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

    
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