コース1年生(35回生) BFC国際理解特別授業

10月29日(月)3時間目、1年1組に関西学院大学よりBridge for Children,KGUという学生国際協力団体に所属する学生の方々をお迎えし、国際理解特別授業を受けました。テーマは「児童労働」です。英語の授業を通して、コース生は少しずつ開発途上国の現状や児童労働(Child Labor)の実態を知り始めています。本日の講義を通して更に学びが深まることが期待されます。


  特別授業では、グループ単位で児童労働についての印象を簡単に共有した後、学生の方々の活動先であるフィリピンの現状について教えてもらいながら、更に理解を深めていきました。フィリピンでは、大気汚染を理由に焼却処理が禁止されており、それが、埋め立て=ごみ山、という新たな環境問題を生み出していることを教わりました。その他にも、路上生活を強いられる子どもたち、上半身裸に素足の子どもの姿など、日本の日常とはかけ離れたフィリピンの子どもの現状が写真や動画を通して生々しく伝わってきました。コース生は皆、スクリーンを食い入るように見つめていました。

「私たちにできる支援は、知ること、伝えること、そして参加すること、の3つです。」経験をもとに語る学生の方々の言葉には力がありました。コース生は彼らの言葉をどのように受け止めたのでしょうか。


 今回の講義では、コース生の少し未来を歩く先輩方から、“伝える”ということについても多く教わるところがありました。力強く、笑顔で、アイコンタクトを絶やさず、明瞭な声で語りかける先輩の講義は、大変魅力的で説得力がありました。今後、コース生が、地球規模の諸問題に向きあい、考え、そして伝えていくうえで、素晴らしいお手本を見せていただいたことにも深く感謝しています。関西学院大学の学生の皆さん、貴重な講義をしていただき、本当にありがとうございました。


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