グローバル探究コース1年生(35回生) JICA関西訪問

平成30年5月24日(木)、35回生グローバル探究コース1年生が、JICA関西を訪問
しました。今回は、エスニック料理の食事体験とベトナムでの活動についてお話しを伺うこと
になっていました。4月から、「総合学習的な学習の時間」を利用してベトナムについて調査し、
この訪問に備えてきました。
エスニック料理(食事体験)
   バングラディッシュ料理は、何種類もの香辛料が混ざり合った奥深い味付けの料理です。
初めての味覚に驚きを隠せない様子の生徒もいましたが、世界の食料事情のお話しもあり、
果敢に挑戦しました。食文化の違いを身体で感じたひと時でした。
世界の展示品(施設見学)
   開発途上国の医療、教育、環境など様々な事情が展示されているコーナーがあります。展示資料
をじっくりと読む生徒がいる一方で、民族衣装に袖を通したり民族楽器の奏でる音を楽しんだり
と、それぞれの興味に合わせて充実した時間を過ごしました。
ベトナムでの取組(国際協力講話)
   ベトナムで日本語教師をしていた青年海外協力隊員の吉田悦子さんからお話しを伺いました。
内容は、ベトナムの生活事情に始まり、経済、教育、戦争の歴史など多方面にわたりました。
コース生からの質問にも丁寧に答えていただき、ベトナムへの関心が一層高まりました。吉田
さんが日本語教師としてベトナムに関わりながら気づいたことは、『一人一人違う、そして同じ
である。』だそうです。一見異なって見えることも、何故そうなのか疑問をもってそのルーツを
探ることで、私たちは同じ地球の住人であるということに気がついた、とのことでした。生徒たち
はこの言葉をどのように受け止めたでしょうか。
   今回のJICA訪問は、今後、国の違いを越えて世界の諸問題と関わっていこうとする35回生
コース生にとって大変有意義な研修となりました。JICA関西の皆様、本当にありがとうございました。
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