生徒の研究活動が本格的にスタートしました。
一人目は、社会科学E講座のYさんの研究をお伝えします。
同じ商品でもその商品が売れる店と売れない店があるのはなぜなのか、また、売れる店では売れるためにどのようなマーケティングをしているのかについて研究を行っています。今は、商品の陳列やマーケティングの心理学や店のディスプレーなどの本を何冊か読み、ポイントをまとめる作業をしています。これから多くの文献にあたり、さまざまな知識を身につけて、自分でも商品が売れる店を考えることができるようにがんばっていきたいと思います。
次に芸術学O講座のKさんの様子をお伝えします。
私は、”人の声”について研究を進めています。なぜ、一人ひとりの声は違うのか、声はどのようにして出ているのかなど、声の基礎知識から”声のプロ”ともいえるアナウンサーの声を探り、どれだけ自分が理想のアナウンサーに近づけるかなど、声の応用知識まで幅広く研究します。また、研究成果を実際の大会で生かし、反省点をまとめていきたいと思います。今は、アナウンスのCDを聴きながら勉強中です。今後はアナウンサーの発声方法や滑舌練習を調べ、実践していく予定です。
どの講座の生徒も熱心に取り組んでいました。家政学J講座では、米粉と小麦粉で作ったお菓子をグループメンバーで食べ比べ感想を述べあっていました。野菜を入れたクッキー焼いた生徒は、野菜の食感が残ったという感想を聞いて、どうしたらよくなるか考えて再度チャレンジするそうです。芸術学Q講座では自分で作った錯覚を起こす画像を色を置き換えて試したりしています。
研究には山あり谷あり。試行錯誤しながら、粘り強く取り組んでほしいと思います。
3年課題研究担当