ディベート最終戦として3回目の対戦を行いました。
最後ということもあってか、前日までの放課後も遅くまで残って作戦会議を行っている班も多くありました。
また、直前の昼休みも必死に話し合いをしているところもありました。
決勝戦を前にした生徒に気持ちを聞いてみると、ほとんどが「緊張する」と答えていました。
かなりの資料を用意していて、意気込みを感じました。
いつものように審判の合図でディベートが開始されましたが、立論では、かなりの資料が示され、初回の授業からの成長が見られました。
相手の発言を聞く力もついてきたようで、メモを取る姿も板についてきたように感じました。?
競技中の作戦会議も、尋問・反駁も積極的に発言ができていて、どのクラスも熱く議論されていました。
3回戦行って、3回とも勝った班もあれば3回とも負けてしまった班もあります。
しかし、どの班の生徒も1か月前の姿と比べたら、各段に成長しているはずです。
?今回の単元でそんな熱いディベートを演出してくれたのが審判班の48名です。
12月に各クラスでの抽選で審判に選ばれたわけですが、その時は「ディベートをしたかった」という声をたくさん聞きました。
しかし、今日の対戦後の審判の打ち合わせでは、「審判でよかった」という声も聞かれ、安心しました。
審判の評価用紙を見てみると、評価の難しさがうかがえますが、評価の基準などの講評もわかりやすく、論点についての学習も十分になされているように感じました。
3回戦を終えて、次週に講義棟で3回とも勝った班によるディベート全体発表を行います。
ディベートを通して身につけて欲しかったことの一つである「聞く力」
次週はほとんどの生徒が聴衆(兼審判)となります。
「総合学習」最後の授業となりますが、1年間の総まとめも含めて取り組んで欲しいものです。
2年次総学担当者?