6/13、15 絵本講座を受講しました

2023年6月13日(火)と15日(木)に、2学年選択科目「保育基礎」を履修している生徒が、絵本の読み聞かせ講座を受講しました。

本校図書室を会場に、様々なジャンルの本を紹介いただき、絵本の魅力や読み聞かせにおける読み手と聞き手の大切さについて学習しました。

特色類型の生徒は、保育実習に役立てられるよう、絵本の扱い方や読み方の工夫についても教えていただきました。

後半は、こやの里特別支援学校分教室の生徒さんも参加され、共同学習の場となりました。物語絵本に隠された仕掛けの話や、込められた思いについて知ることができました。また、参加型絵本の紹介では、実際の掛け声や、問答を体験させていただき、和気あいあいとした雰囲気の中で絵本を楽しむことができました。

今回の講座を、今後の保育実習やボランティア活動等で活かしていきたいと思います。

 

【生徒の感想】

・本にはお金で買えないものがあると聞いて、本当にそうだなと思いました。自分と親の思い出がたくさんつまっているから。たくさんの本を聞いて、見て、読んで、どの本にもたくさんのメッセージがあることが分かりました。

・特に印象に残っていることは、音楽と絵本を組み合わせて読み聞かせをしていたことです。私は最初「音楽を流す」と聞いたとき、なぜなんだろうと疑っていました。けれど、その読み聞かせを聞いてみると、音楽がないときと比べて音楽があったときは、とても臨場感があって聞いている自分もワクワクさせられるような印象を持ちました。今回話を聞いて、絵本って、読む側の工夫次第で、とってもおもしろいものになると思いました。

・本の中にも「自然科学絵本」という、本当のことしか書いてないものがあって、「どうぶつのおかあさん」を実際に聞いて、自分自身も?が!に変わりました。読み終わったときに「どうやった?」と聞くと、次読むときもきかれてしまうかもしれないという不安になってしまうので、もし自分が読み聞かせをすることになったら読みっぱなしで自由に読もうと思いました。

・絵本は子どもたちのためだけにあるのではなく、高校生の自分たちにもつながる所があると思いました。絵本の作者や絵を描いた人などの気持ちを考えて読むと、また違った読み方ができるんだなと思いました。