6/15 特別講義『リハビリテーションについて』

今井病院の小城遼太先生にお越しいただいて、授業を行いました。高齢者の方の割合が、将来ますます高くなることや、リハビリには、理学療法,作業療法,言語聴覚療法の3つがあることなどを教わりました。また、予防リハという考え方もあり、転倒防止や体力維持、認知症予防などの種類があり、これからも行われていくでしょうとのことでした。そして、基本的な肢位を教えていただき、ボディメカニクスの実験を、生徒たちと一緒に行いました。つま先立ちの実験と、座位姿勢で足位置を変えて立ち上がる実験と、壁にお尻と踵をつけてお辞儀をする実験を行いました。「quality of life  人生の質」どれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか そして、「quality of death 死の質」の お話しをしてくださいました。共に、しあわせを感じながら、人生を過ごしていきましょうと、伝えてくださいました。生徒たちは、いろいろ心に感じたようです。猪名川高校の子たちは、優しい子ばかりなので、すっと手をさしのべてくれる人に成長してくれることと思います。

【生徒の感想

*リハビリって本当に大事なことなんだと改めて感じました。

*心のケアも1つのリハビリなんだと初めて知った。少しでも動くようになれば自分も相手もうれしくなる。すごいステキな仕事だと思った。

*日常生活の中でもボディメカニクスの8原則を使って過ごそうと思いました。今まで授業でQOLは学んできたけど、QODについても学ぶことができました。体験しながらの授業だったので楽しかったです。