百人一首大会

 1月23日(木)に39回生百人一首大会が開催されました。学年団の先生たちが次々と読み上げ、生徒たちがわいわい札を取りました。ALTのアトゥールは、英語で「田子の浦に打ち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」と「大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立」を読み上げ、生徒たちは苦戦していました。

 ところで、生徒たちにとって一番人気の歌は何かご存じでしょうか。それは、「淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾夜ねざめぬ須磨の関守」なんです。淡路島・須磨という身近な地名の歌が人気なんて、「むすめふさほせ」が怒ってしまいそうですが、地域を愛する気持ちがあるんだなと思うと同時に、百人一首の中に自分の住んでいる地域が読み込まれているなんて、なかなか贅沢なことではないでしょうか。これからも百人一首を通じて、古典に親しむこと、郷土愛を育んでいってほしいものです。