自分たちはシニアをターゲットにしようとしていたが、大丸は若返りをコンセプトにしていて二者でターゲットが違っているので、ターゲットをもう一度考えなければいけないことがわかった。大丸のコンセプト「ほんとみょうだに。(REAL MYODANI with BOOK)」であることを踏まえて、今後本棚の工夫をしたい。また、実施中利用される方が名谷図書館の本とマイクロライブラリーの本の区別や返却を間違えてしまったり混乱してしまうかもしれないため、その対策も必要である。大規模店舗での実施であるため、借りられていく本の傾向が変化して面白くなりそうだ。本棚もデザインもその場所、店舗の雰囲気にあわせる工夫ができるといいなと思った。これから、ターゲットの再検討や本棚のデザイン、マイクロライブラリーのシステムをわかりやすく伝えるポスターの制作を進めて、大丸での実証実験をしていきたい。