令和3年12月14日第12回高校生鉄人化まつり実行委員会(1)

第12回高校生鉄人化まつり開催に向けた第1回会議が本校同窓会館武陽ゆ~かり館で開かれた。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生(創造科学科の前身)の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場として実施されるようになったものだ。本校からは創造科学科5期生7名、育英高校からは生徒会3名、神戸野田高校からは生徒会5名が実行委員として参加した。自己紹介のあと、役員決め、今回のテーマ、今後の大まかな予定について話し合われた。今年度は実行委員長を本校生徒が担うことになった。第12回高校生鉄人化まつりは令和4年3月20日(日)新長田若松公園鉄人スクエアで実施予定。

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令和3年12月14日創造基礎A「日本の財政の現状・課題」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、財務省主計局調査課課長補佐の岡本めぐみ氏から「日本の財政の現状・課題」というテーマで講義を受けた。1)財政の現状と課題、2)新型コロナウイルス対応と財政・経済への影響、3)将来を見据えた財政上の力点・経済対策について説明を受けたあと、質疑応答を行った。事前学習で11月25日に政府が閣議決定した「令和3年度補正予算(第1号)」について政策の優先順位について学習しており、それをもとに活発なディスカッションを行うことができた。

〈生徒の感想〉

今回で印象に残ったことは、受益と負担はセットであるという内容です。受益するには負担しなければならないという仕組みがあるにも関わらず、負担しても受益できないこともあるということを知りました。お金を多く持っている人の負担ばかりが大きくなって一部の人の不満がつもってしまうと思います。日本は、世界的に見ると、負担も受益も大きい国と、負担も受益も小さい国のちょうど間にいるとわかりました。受益と負担のバランスがとれるように、もっと日本の歳入が増える仕組みが必要だと考えました。

私たち国民にとって新型コロナウイルスは未知のことばかりだから不安が多いと思います。特に失業した人はどう生活していけばいいか苦悩ばかりだと思います。そのような中でこれからの新しいwithコロナの時代でどういったところにお金が使われていくのかは、とても重要なことだと思います。足元の課題、近い将来への課題、長期的・従来からの課題と3つに分けられていて、とてもわかりやすかったです。また先生がおっしゃられていましたが、コロナによって課題があぶりだされ、「日本の弱点」がわかりやすくなったと思います。それらをどんどん改善すると、コロナ前よりも発展した社会になると思いました。

実はコロナによる倒産や失業がリーマンショックのときに比べると酷い状況ではないということにびっくりしました。国の支援が厚いおかげであるのが分かったんですが、それは逆に国の負担がとても大きく、また国が耐えきれなくなり支援できなくなると今、支援のおかげで成立しているサービスはどうなってしまうのか不安なとこが多いことがわかりました。また、これからの世代が負担することになっている国債もどうなるのか、どんどん金額は増えていてこのコロナ禍でまた増え、どうやって返済するのか、もはや無理ではないのかとも思いました。戦後の話でありましたがハイパーインフレのような非常状況を生まないといけないのか、などとも思いました。

1番大切だと思ったのは、岡本さんが最後に仰っていた、一人一人が責任を持って政治に向き合う必要があるということです。私自身も、高校に入るまでは正直政治にはあまり興味がありませんでした。機会があって初めて政治に触れ、その大切さを知りました。選挙権を得るまであと2年もありません。国会は国民が選んだ政治家が議論をしていると考えると、自分の1票が何かを変えられるかもしれないと思い、大切にしたいと思いました。

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令和3年12月10日 RRE「外国人留学生交流会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科6期生(1年生)40名が兵庫教育大学と神戸大学の留学生10名と英語を用いて交流会を行った。留学生が前回とほとんど同じ方々だったため、自己紹介を済ませ本題に移った。本校生は創造基礎Bの取組みをテーマにパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行い、留学生は「「SDGsに基づく自国が抱える課題について」をテーマに発表を行った。最後に各グループ代表生徒が、セッションの報告を行った。生徒は楽しみながら積極的に留学生と交流することができたとともに、創造基礎Bの地域活動について国際的な視点を得ることができた。

外国人留学生の出身国:ブルキナファソ、ナイジェリア、ジンバブエ(2名)、インドネシア(3名)、ベトナム(1名)、バングラディシュ(3名)

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令和3年12月9日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson6

第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。前回の授業の続きで、これまで学んできた内容を各班に分かれて4分程度の動画にする活動を行った。もともと動画撮影は放課後だけで行う予定であったが、班によるばらつきがあったため、進捗状況をクラスで確認し合う日として1日設けた。また、この日の時間の使い方は学級委員長を中心にクラス裁量としたので、撮影を行うクラスもあれば、撮影を終えて編集について話し合うクラスもあった。各クラスや班の進捗状況を感じることができ、生徒たちにとってとてもよい刺激となった。発表会が楽しみだ。

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令和3年12月8日創造基礎B FW「大丸須磨店」

大丸須磨店に、創造科学科6期生(1年)の本をテーマに活動をしている4班8名が訪ねた。株式会社大丸松坂屋百貨店店長付専門スタッフの立花氏と青木氏に向けて、生徒は「マイクロライブラリー」と「ストーリーウォーク」を提案した。両提案について、須磨店として実施は可能としながら、実施時期や方法、主なターゲットを今後詰める必要があると指摘された。イベント実施に向けて今後準備を進める予定である。

〈生徒感想〉

自分たちはシニアをターゲットにしようとしていたが、大丸は若返りをコンセプトにしていて二者でターゲットが違っているので、ターゲットをもう一度考えなければいけないことがわかった。大丸のコンセプト「ほんとみょうだに。(REAL MYODANI with BOOK)」であることを踏まえて、今後本棚の工夫をしたい。また、実施中利用される方が名谷図書館の本とマイクロライブラリーの本の区別や返却を間違えてしまったり混乱してしまうかもしれないため、その対策も必要である。大規模店舗での実施であるため、借りられていく本の傾向が変化して面白くなりそうだ。本棚もデザインもその場所、店舗の雰囲気にあわせる工夫ができるといいなと思った。これから、ターゲットの再検討や本棚のデザイン、マイクロライブラリーのシステムをわかりやすく伝えるポスターの制作を進めて、大丸での実証実験をしていきたい。

初対面だったが、かなりたくさんのことを話すことができたと思う。メンバーからは、「担当の方とは話しやすかった」など、かなり好感触であったという声があった。個人的には、ストーリーウォークが既存の広告手法と同じだという気づきがあった。どうすれば上手く誘導できるかなどを聞くことができればよいと思う。今後はポスターのデータを送り、掲示に向けて調整するし、できるだけ早く須磨店での試行を開始したい。

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令和3年12月7日 課題研究「第8回」

創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において課題研究の第8回目の授業を受けた。

課題研究での実験・観察も終盤にさしかかり、追い込みで実験を行う班や、大学院生の方からオンラインの指導を受けながらこれまでの実験結果をまとめて分析を行う班など、それぞれ研究活動を進めた。実験操作も回数をこなすことでスムーズに行えるようになり、得られたデータの分析についても深く行えている。

今月中旬には高校生の研究活動の発表会に参加する班もあり、それを見据えて研究活動を行った。

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令和3年12月6日グローバルリサーチⅡ「中間発表会(2)」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)31名が、各班で取り組んだ課題研究についてのパワーポイントを使用して発表(6分)、質疑応答(2分)を行った。今回は、大阪大学大学高等教育・入試研究開発センター特任助教の金泓槿氏にオンラインで参加していただいた。講師には生徒の発表に対して、質問や指導助言をしていただいた。なお、中間発表会は今回と次回の2回に分けて実施する。

発表タイトルは以下のとおり

1班「スマホと睡眠の関係」

3班「未就学児の教育格差をなくそう」

5班「神戸市中学校給食の残飯を減らす」

6班「消防団による災害に負けないまちづくり」

10班「情報社会との付き合い方」

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令和3年11月25日創造基礎「税の作文表彰式」

本校校長室において、創造科学科5期生(2年)2名が「高校生の税に関する作文」で受賞し、その表彰式を行った。長田税務署長の大西孝幸氏をはじめ、税務署の職員の方にご来校いただき、表彰していただいた。

作文タイトルと受賞名は以下のとおり

「高校生の私と税金」長田税務署長賞

「無償の教科書、当たり前?」神戸市長田区租税教育推進協議会長賞

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令和3年11月24日 創造応用IS「探究活動⑨」

創造科学科5期生(2年生)の理系(31名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの9回目の探究活動を行った。

数学分野では、神戸大学の稲葉先生から統計学の一元配置分散分析についての講義を受けるとともに、自身の研究の進捗状況を報告し、その進め方や今後の課題について助言をいただいた。

物理分野では、これまでの研究で得られたデータをもとにパラシュート部分の形について考察し、それに基づいて設計したパラシュートを用いて落下の様子を確認した。もう一方の研究班では教室内の空気の対流を調べるために作製した模型を用いて、暗所で光を当てながら煙の動きを観察した。

化学分野では、作製した磁性流体の磁性を強める方法を試したが逆に磁性が弱まるという現象が確認された。この結果を考察し、さらに微細な粒子にまで粉砕する必要があると考えた。磁性流体を安定な状態で保存する方法も検討した。

生物分野では、豆苗に吸収させる液体のpHを一定に保つために酢酸と酢酸ナトリウムを用いて緩衝溶液の調製を行った。液性をできるだけ中性に近づけるために物質の混合比を変えながらpH調整を行った。また自分たちの研究を発表できる発表会について調べた。

都市工学分野では、プログラム言語Pythonについて学びを深めながら調べたコンビニの位置情報の入力を行った。また、研究発表に向けてこれまでの内容をまとめるともに今後研究する内容について考えた。

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令和3年11月24日創造応用ⅠL「中間発表会」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科5期生文系選択者(2年)9名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表8分、質疑応答3分)を行った。今回は、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授の松繁寿和氏にご来校いただき、生徒の口頭発表に対してアドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり

「日本に宗教教育は必要か-「宗教都市神戸」を教材に-」

「防災グッズは持ち歩く時代へ-防災に対する意識-」

「いいクラスを作るには-学級崩壊の原因の検討に基づく提案-」

「義務教育下における中学生の不登校生徒へのよりよい対応環境」

「“3C”カードゲームによる在日ベトナム人に向けた言語学習 -Cool Japan, Card Game, Communication-」

「高齢者のICT交流促進に向けて」

「空き家×アーティストで描くサスティナブルタウン」

「色覚の個人差に関わらず見やすい誘導灯」

「数学の理解と好感度の関係」

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