令和3年11月3日 課題研究「高塚公園採水」

課題研究で「環境DNA」をテーマに研究している創造科学科6期生(1年生)の8班4名が、カワバタモロコとブラックバス、ブルーギルがいるかを調べるために、高塚公園内の湯谷池にて採水を行った。前日に大学院生から採水方法の指導を受け、それに従って採水した。

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令和3年11月2日 課題研究「第5回」

創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において課題研究の第5回目の授業を受けた。

8班に分かれてそれぞれの設定したテーマについて実験や観察を本格的に開始した。今回は全ての班に大学院生が指導に参加していただいた。

高分子化合物の合成研究、ひっ付き虫の特徴を探る研究、髪の毛が痛んだ時の変化を調べる研究、地域の水から環境DNAを採取し生態系を調べる研究、彗星の流れを再現する研究など自分たちで研究の方法を考え、実験・観察を行いながら、出てきた課題は大学院生の方と相談しながら克服するための方法を考えながら研究を行った。

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令和3年11月1日 創造応用IS「探究活動⑥」

創造科学科5期生(2年生)の理系(31名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの6回目の探究活動を行った。

数学分野では、自分たちの研究テーマについて、具体的にどのように統計をとるか、データをどのようにまとめていくのか検討を行った。これまでの大学の先生による統計学の講義で得た知識や技法をどのように活用して研究を進めるかを考えた。

物理分野では、作製した模擬的な部屋の中で線香の煙を使って空気がどのように対流するのかを実験で確認した。実験方法や条件の設定を細かく検討し、実験の精密度を上げていく。パラシュートの制作においては、縮小版の模型を使っての実験を行った。

化学分野では、作製した磁性流体を食品保存にいかせるかを確認するための実験方法を検討した。食品に生えるカビを抑制するという観点から評価できないかを考え、具体的な実験方法を考えるとともに、磁性流体を大量作製にも取り組んだ。

生物分野では、野菜に吸収された後の水がどのように変化するのかを調べるために様々なpH指示薬を用いて植物の体内の水のpHの変化を測定するための実験を行った。短時間では変化が見られず、色の変化を明確にするための条件を検討した。

都市工学分野では、実際のデジタルマップを用いて、検証地域においてコンビニがどのように配置されているのかを調べた。そこから読み取った情報をもとに今後、その地域に適した配置を考えていく。

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令和3年10月30日「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」

アクリエ姫路において、グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者として参加した。参加校(姫路西、関学千里国際、長田、葺合、飾西、姫路女学院、本校)はそれぞれのテーマに合わせて研究発表を行い、「姫路高校生宣言」を清元姫路市長及び藪本県健康福祉部長(県知事代理)に提出した。本校生徒は「メンタルヘルスに対する偏見をなくして相談に行こう」をテーマで研究してきた内容について発表した。また、宣言文の提出の役割も担った。

〈生徒感想〉

今日、WKCフォーラムで発表してみて緊張もしましたが、たくさんのことを得ることが出来ました。他校の発表を聞いて、内容も全ての高校が様々な工夫をしていて凄いなと思ったし、本当に同世代?と思うほど、プレゼン力もとても高くて勉強になることがとても多かったです。また、自分たちの発表の後の質疑応答では自分達には無かった視点から質問して頂くことで、自分達にはなかったことも考えることが出来ました。今後は今回の研究で見えた課題を解決して行きたいです。

2ヶ月かけて準備をしてきた研究はとても良い形で発表出来たと思います。大学生サポーターの相良さんや、古川教授にいただいた助言は、私達だけでは思いつかなかったようなことばかりで新たな視点を得ることが出来ました。また、他校の発表を見て、研究の方向性や発表資料の構成、発表の工夫など学ぶことが沢山あり、とても良い刺激になりました。これからは、課題であった「相談するきっかけ作り」に重きを置き、さらに研究を深めていきたいと考えています。

私はこのフォーラムを通してあまり詳しくなかったメンタルヘルスについてたくさんのことを知ることができ、また自己管理も出来るようになったことは大きなことだと思います。研究方法が定まるのが遅かったので研究が大急ぎだったけどとても楽しくできました。発表の練習でも緊張したりして内容が飛んだりしたことがあって本番が出来るかどうかとても心配だったけど大きなミスもなく本番を終えることができてよかったです。これを機にメンタルヘルスを自分で維持出来るようにしたいです。

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令和3年10月29日創造基礎A「模擬演説会&模擬投票」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年生)が創造基礎Aの授業で模擬選挙を行った。各班がそれぞれ政党になりきり、班から1名が模擬代表として演説を行った。政党については、模擬選挙ネットワークの教材を活用し、第49回衆議院議員総選挙比例代表近畿ブロック届出政党(以下、届出順)のれいわ、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、自民党、共産党、NHK党、公明党、社民党に班分けをした。事前学習で、各党について選挙時に政党ごとに配布された資料やHPから調べて、綱領・コロナ対策・経済政策・社会保障政策・外交政策・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成した。そのカタログと模擬代表の演説(各党2分)をもとに評価を行い、模擬投票を行った。投票結果は以下の通り(11月1日開票)。

れいわ2、日本維新の会6、立憲民主党6、国民民主党7、自民党7、共産党0、NHK党3、公明党1、社民党0、白票1、棄権2(欠席4名、留学1名)

〈生徒の感想〉

若者の投票率が低いとよく問題として挙げられている。せっかく投票できる権利があるのにもったいないと思う。他方で、日本に住んでいる外国人の中には投票したいと思っている人は少なくない。投票できる人が参政するのが少ないのに、投票したい人には権利がないのは何故だろうと長い間思ってきた。彼らにそういう権利があれば国の課題が解決できるかもしれない。

私は新聞でも政治に関する記事を避けたりなど、政治には興味を持てなくて知識も全く持っていなかったけど、今回の模擬投票で1票重みを感じることが出来た。私ももうすぐ投票できる年齢になるから、それまでには知識をつけておきたい。

演説に勢いがある、周りに同意を求める政党の方が自分としては入れたいとなった。実績や、政策、公約を2分間ただ述べるだけでなく、聞き手に問いかけるような疑問も入れて演説をするとさらに良くなったと思う。2分の中では何回も質問を投げかけるのは難しいが、実際の街頭演説などにおいて聞いている人に対して問いかけることの重要さに気づいた。高校生の僕には、高校、大学の無償化などといったワードに惹きつけられた。

今回自分の所属する党意外の事前調べが薄く演説やカタログを見て考えを固めた感じがしたのでもっと事前調べが必要だと感じました。また日頃のニュースなどを見て活躍している議員さんの所属する党に投票したい、などと感じたので日頃の時事ネタを知ることも選挙において必要だと感じました。

投票は思っていたよりスムーズな流れで終わった。だけど、本当の選挙の投票では他にもまだやることはあるので、もう少しかかると思った。2年後には選挙権を得て、こんな感じで投票を行うのかと考えると、楽しみだと思った。国の政治を左右する衆院選に目が向きがちで、あまり裁判官について知らず、国民審査は よくわからないが、最高裁裁判官は三権分立の一つである司法のトップであるから、国民審査も事前にどう投票するか考えるようにしたい。

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令和3年10月26日 課題研究「第4回」

創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において課題研究の第4回目の授業を受けた。

前回の院生ゼミで作成した研究計画をもとに、探究活動を開始した。班ごとに、DNAの採取のためにフィールドワークに出る、実験条件の確認、観察地点の絞り込みなどを行った。

神戸大学の大学院生から対面やオンラインなど様々な形態で助言をいただきながら研究を進めた。指導をいただいている神戸大学の谷先生からも、考えや意見を活発に出し合い自分たちの研究を主体的に進めていこうとする様子が良かったというお言葉をいただいた。

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令和3年10月14日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson4

 第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。企業や大学での最新の研究を学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。モビリティ―を大テーマにLesson4では「自動運転」というテーマで自動運転の仕組みや倫理的な問題について個人で深く考えグループ活動を通してさらに学んだ。具体的な内容としては、「トロッコ問題」を題材に究極の選択をする判断基準と倫理的な問題について考えたり、パラリンピックを題材に自動車に搭載されている様々なセンサーについて学んだ。また、リアルタイムでのスマホアンケートを実施し、自分の考えはみんなと比べてどうなのかなども考えた。最後に「5つの視点(安全性・企業・生活の質・環境・イノベーション)」で考えた意見交換をすることで、さらに深い学びとなった。(授業満足度93%)

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令和3年10月13日 創造応用IS「探究活動⑤」

創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの5回目の探究活動を行った。

数学分野では、母平均の検定について大学の先生からの講義を受け統計学についての理解を深めた。また次回の1つ以上のデータを分析して報告する発表会に向けての準備を行った。

物理分野では、室内の空気の対流を調べる実験に用いる器具を手作りで作製し、いかに本来の部屋の状態に近づけることができるのか試行錯誤を行った。もう一方の班では、パラシュートの落下の様子を詳しく調べるための実験条件や実験方法の検討を行った。

化学分野では、これまで作製した磁性流体の色に注目し、実験過程で鉄が酸化されてしまっていると考察し、空気との接触を極力減らす工夫を行いながら実験を行った。また溶液の滴下速度が生成する鉄粒子の大きさに影響を与えるのかを検証するための実験を行った。その結果、ついに強い磁性をもち、スパイク現象がみられる磁性流体を作製することができた。

生物分野では、白ネギを実験材料にし、溶液のpHによって水の吸収に差があるのかを確かめる実験を行った。溶液中に含まれる成分量によってpHが異なっていたため、同じものを吸収させているつもりでも条件が異なっていたことをふまえて、綿密にpHを調整して実験を行った。

都市工学分野では、コンビニの適正配置について考える上で、対象地域の検討を行った。三宮のような都市部では、日常生活以外の要素が強く関係してくると考え、住宅地での検討を考えた。

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令和3年10月13日GRⅠ 多文化共生センターひょうご講義「地域における多文化共生」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)18名を対象に、多文化共生センターひょうご代表北村広美氏に来ていただき、「地域における多文化共生」をテーマに講義、及びワークショップをしていただいた。初めに多文化共生の概念や在留外国人の現状について講義をしていただいた。続いて、在留外国人の課題となる「制度の壁」「コミュニケーションの壁」「文化の壁」についてお話をしていただき、「地域で多文化共生をすすめるためには」というテーマで課題を発見するワークショップを行った。生徒からは数値データに現れる外国人数と身近な感覚とのズレや、自分が住む地域の「共生度合」について発表した。

〈生徒感想〉

外国人は日本で仕事をしたいという思いや勉強がしたいという目的があり、日本側としても労働人口の減少などの解消のために外国人に働いて欲しい、という意識はあるのかなという風に感じていたので、外国人の方が住みにくいなという様にできるだけ感じないように日本側も受け入れ体制を向上していけるのなら、外国人人口の増加はポジティブな現象だと自分は理解した。

自分の思いが相手に伝わらない、というのは本当にもどかしいし、生活の支障になる大きな問題だけど、今は翻訳機能も発達してきているし伝えようによっては伝えることは可能だとも思う。ただそこに至るまでのプロセスが重要で、そもそも伝えたいことが見つかってそれをどこに伝えればいいのか?ということは受け入れる自治体側がもっと積極的に発信していくべきだと思う。

自治体の情報が入ってきにくいという壁で、住民登録をする際の説明が不十分ということはあり得ないのかなと少し考えた。係の人と外国人が最初に直に関わることのできる機会だから、その時に分かりやすいサイトがあるなら教えておいたりすることなどを充実させるのが壁を壊す最初の段階かなと思う。

日本は結構公共機関などで多言語の表示があり、グローバル化を意識しているんだろうなという風には思っていたけど、実際生活していく上で自治体の状況や、特に災害時の対応がわからないと本当に不安だと思う。自分が今何ができるかとかはあまりわからないしそんなに無い気がするけど、学校でこういう現状を知ったりすることが少しでもいつか役立つことに繋がってるのかなと思う。自分1人で発信するのは大変だから、自分の周りから多文化共生について考える機会を増やしてみたい。

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令和3年10月12日 課題研究「院生ゼミ」

創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において課題研究の第3回目の授業を受けた。

今回は「院生ゼミ」と題して、自分たちで考えた研究テーマについて神戸大学の大学院生の指導のもと、より具体的に研究目的や仮説を設定し、今後の研究計画を立てた。班員と院生で意見を交わし、質問をぶつけ、コミュニケーションをとりながら進めた。漠然としていた研究内容が目的や仮説を設定することでより明確になり、自分たちが行う研究に具体性をもたせることができた。これによって実際に研究・実験に必要な器具や試薬を挙げ、実験計画をたてることに繋げることができた。

ここまでの授業で研究・実験を始めるための流れを実践的に学んだ。

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