大丸須磨店に、創造科学科6期生(1年)の本をテーマに活動をしている4班8名が訪ねた。株式会社大丸松坂屋百貨店店長付専門スタッフの立花氏と青木氏に向けて、生徒は「マイクロライブラリー」と「ストーリーウォーク」を提案した。両提案について、須磨店として実施は可能としながら、実施時期や方法、主なターゲットを今後詰める必要があると指摘された。イベント実施に向けて今後準備を進める予定である。
〈生徒感想〉
自分たちはシニアをターゲットにしようとしていたが、大丸は若返りをコンセプトにしていて二者でターゲットが違っているので、ターゲットをもう一度考えなければいけないことがわかった。大丸のコンセプト「ほんとみょうだに。(REAL MYODANI with BOOK)」であることを踏まえて、今後本棚の工夫をしたい。また、実施中利用される方が名谷図書館の本とマイクロライブラリーの本の区別や返却を間違えてしまったり混乱してしまうかもしれないため、その対策も必要である。大規模店舗での実施であるため、借りられていく本の傾向が変化して面白くなりそうだ。本棚もデザインもその場所、店舗の雰囲気にあわせる工夫ができるといいなと思った。これから、ターゲットの再検討や本棚のデザイン、マイクロライブラリーのシステムをわかりやすく伝えるポスターの制作を進めて、大丸での実証実験をしていきたい。
初対面だったが、かなりたくさんのことを話すことができたと思う。メンバーからは、「担当の方とは話しやすかった」など、かなり好感触であったという声があった。個人的には、ストーリーウォークが既存の広告手法と同じだという気づきがあった。どうすれば上手く誘導できるかなどを聞くことができればよいと思う。今後はポスターのデータを送り、掲示に向けて調整するし、できるだけ早く須磨店での試行を開始したい。