平成28年1月17日創造基礎B 「震災復興ボランティア」

西神戸センター街および新長田駅前広場において、未来創造コース2期生(1年)7名が震災ボランティアに参加しました。西神戸センター街では「第12回神戸震災復興フリーライブ ONE HEART」のスタッフとして、炊き出しと靴下の無料配布、ライブでの出演者の誘導などを行いました。新長田駅前広場ではろうそくの灯りの土台作りを行いました。ステージでは風船王子のアートバルーンショーやローカルアイドルの舞台、阪神タイガースの歳内投手と江越外野手のトーク、真陽小学校児童の「しあわせ運べるように」合唱が行われました。以下は生徒の感想です。

今日の神戸震災復興フリーライブのボランティアに参加し、人々の協力する力の強さをしりました。具体的には、広島のご当地アイドルが応援に駆けつけたり、東京で活動しているバルーンアーティストの風船王子がバルーンショーを行ったりと、遠くの地域からこのイベントに参加していることに驚きました。また、イベントが行われた商店街の方々はとても優しく、ボランティアの僕たちも気持ちを楽にしてお手伝いをすることができたと思います。ボランティアをした中で特に印象に残っているのは豚汁の炊き出しと靴下の無料配布です。配られた靴下は赤穂市で手作りされたものだそうです。ここでも協力する力の強さを感じました。昼から夜まで半日かけてのボランティアで少し疲れはありますが、とても良い経験をすることが出来ました。震災についてもいろいろ知ることができ、本当によかったです。

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私たちが今日ボランティアに行ったのは西神戸センター街や新長田駅前広場でした。私たちはそこで炊き出しや靴下配り、また灯篭の準備などの手伝いをしました。その中で地域の人たちの温かさにたくさんふれることができました。ステージが始まるとより商店街に活気が出てきたように感じました。ステージには特別なゲストがたくさん来ていました。地元の人たちにファンの人たちも加わってとても賑やかな時間となりました。ステージを見ている人たちは小さい子からお年寄りまでみんな楽しそうでした。途中で黙とうの時間がありました。盛り上がっていたお客さんも出演者の方々も私たちも静かに阪神淡路大震災に想いを寄せました。震災から21年がたった今でも色んな人と一緒にこのようにして震災を思い出すことができるということは素晴らしいことだと感じました。今日はとても充実した1月17日になりました。

今日のボランティアはこれまで参加したものと違いました。震災から21年。直接的なことはしませんでしたが、震災についての話を少し聞いたり、炊き出しを食べたりしました。商店街には地域の人、ファンの人などさまざまな人がいて活気がありました。これこそ復興したからできることなんだなと実感しました。私が今日印象に残った言葉があります。「私たちの役目は震災のことを次の世代に語り継ぎ、風化させないことだ。」あまり年の変わらないアイドルの人が言っていました。まさにその通りだと、きちんと自分たちの役目を果たさなければいけないと思いました。今日は握手もしてもらえたし、いろんな人と同じ想いを分かち合えて楽しかったです。まさにONE HEARTだと思いました。

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今回初めて自主的に活動に取り組んだ。 ボランティアと言いながら良くしてもらってばかりだったが、時々「震災のときは同じもんをうまいことして食べとったんや。」(豚汁の汁の中にうどん、もちなどを入れる)とか、段ボールがいっぱいの部屋で「あの時はちょうどこんなかんじやった。」とか当時のことを知るきっかけも少しあった。アイドルファンの熱狂ぶりには閉口したが、彼女らが寒い中全力でパフォーマンスしていることまた、風船王子の楽しさなど、私たちのために元気を届けてくれているんだなあ、ととても強く思った。年を重ねるとともに、実際には見たことの無い震災の景色が想像できるようになってきたように思う。1年に1度でもこうして当時のことを思うことが、風化を防ぐ第1歩だと思う。タイガースの歳内選手と握手できたのは幸運だった。

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