新長田にある老舗銭湯「菊水温泉」に、「銭湯で外国人と交流しよう」というテーマで研究している2班が訪問し、三代目店主の下向井博氏にお話しを伺いました。また、銭湯にも入湯し、前回入った「ゆえ~ぶなぐら」と比較しながら銭湯にも入湯しました。
今回は菊水温泉さんにお邪魔させていただきました。これまで2つの銭湯にお邪魔させていただいて共通して出てきた課題は、利用客の減少、世代のかたより、値段の大小、運営の難しさ、スーパー銭湯など大手との競争です。そして私達個人で設定した外国人利用客の問題です。それらの課題解決のため、2パターンの解決策を考えました。1パターン目はすぐに効果が出そうな解決策です。1、SNSで銭湯について紹介、広く知ってもらう。2、組合の企画しているスタンプラリーに参加、高校生の活気をプラスし、共同で考えさせてもらう。の2つです。2パターン目は長い目で見て利用客が増えそうな解決策です。1、子供の銭湯に触れあう機会を増やす。です。1パターン目は、SNSや現在ある企画を利用するため、結果が出やすいことが利点です。2パターン目は、若い人の公衆浴場への抵抗を考え、長い目で見て利用客が増える確率が高そうな事が利点です。また、外国人利用客の課題については、身近な外国人に紹介し、そこから輪を広げていく。です。この課題についての課題解決策については現在答えが一番分かり辛く、手探りの状態です。今回のフィールドワークを生かし、課題解決により深く取り組んでいきたいと思います。