本校講堂において、76回生(2年)を対象に、神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンターの石川慎一郎教授から「はじめての探究 世界と地域と私を結ぶ」というテーマで講義をしていただいた。
まず、探究学習(「総合的な探究の時間」(ひょうたん))を始めるにあたり、探究学習の意義やステップ、良い探究活動の条件などについて詳細に教えていただいた。次に、テーマ設定について、グローバルな視点とローカルな視点を併せ持ち、SDGsの項目を落とし込むことについてお話をしていただいた。2年生はこれらの考え方をもとに、今後さまざまな活動を通して、1学期の間に探究活動のテーマを設定していく予定である。
〈生徒の感想〉(一部抜粋)
・「探究って何したらいいんだ」と、ざっくり不安に思っていたけど、講演を聞いて探究活動が楽しみになりました。調査方法など、参考になることばかりで聞いていてとても面白かったです。
・グローカルは大きなテーマのように思われるものですが、大きい視点から地域の小さな視点に落とし込むという説明がわかりやすかったです。
・自分たちで研究することは、難しくて私にはできないかもと思っていたけど、自分の目指している(大学の)学科などに近いものを選ぶことでやりやすくなると知って、少しだけ自分にもできるのかなと思いました。