朝から「みぞれ」のような雪が降っています。今年は、ボストンでは例年になく雪が多かったそうです。というわけで、ボストンで過ごす最後の日は、最高に「ボストンらしい」天気となりました。
ボストンには、アメリカの建国、独立を導いた人たちのゆかりの家や場所が史跡としてたくさん残されています。今日の午前には、道路に赤煉瓦で引かれた線を辿りながらそれらを歩いて見てまわる「フリーダムトレイルツアー」に参加しました。
自らを 'Son of Liberty'(自由の申し子)と名乗る植民地当時の衣装を身にまとったガイドさんが、ユーモアを交えながら雄弁かつドラマチックに語って下さるのを聴いていると、思わず自分まで「熱き愛国者」になったような気分になりました。ジョン・ハンコック、サミュエル・アダムス、ポール・リビア、ベンジャミン・フランクリン等の人となりがうかがえるようなエピソードも聞けて、アメリカの建国の歴史に改めて興味を持った人もいたようです。
ファニュエルホールに辿り着いたところで、ツアーは終了となりました。ランチはクインシーマーケットで自由食。クラムチャウダーで冷えきった身体を温めたり、バラエティーに富むハンバーガーを試したり、日本食が恋しくなり鉄火丼を食べたりと、さまざまでした。
午後はグループ別の自由行動でした。予め立てた計画に沿って、自分たちだけで街を歩いたり、地下鉄に乗ったりして、お目当の場所を訪れました。フェリーに乗ってバンカーヒルまで行ったり、トリニティ教会でおびただしい数のステンドグラスやパイプオルガンの演奏に癒やされたり、お茶をしながらお店の人や他のお客さんとの会話を楽しんだりと、過ごし方はいろいろでした。
再び集合した時には、みんな午前中のツアーの疲れも取れたようで、スーパーマーケットではアメリカならではのものを、たくさん買いました。帰りの便で重量オーバーにならないか、心配です。
レストランでの最後の夕食も、みんな心ゆくまで楽しみ、ホテルの前で地下鉄を降りる時には、名残惜しさから、思わず 「ありがとう❗️」と叫ぶ声も聞こえてきました。
明日の朝は3時半にホテル出発です。今夜は眠れないかもしれませんね。