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今日はいよいよハーバード大学を訪れる日です。地下鉄での移動にも少し慣れてきました。image

初めて目にする美しいキャンパスに、歴史の重みを感じながら講義室へ。まずは、Justin Werfel教授によるロボット工学の講義を、1時間半にわたって受けました。氏の研究は'swarm approach'と呼ばれ、ミツバチやシロアリが群れをなしてする行動にヒントを得て、単純で小さなロボットを大量に作り働かせることによって、人間が立ち入れないところ(例えば、被災地や火星など)に建造物を作ることが できないかを探るものです。内容はかなり専門的でしたが、パワーポイントを使ってプレゼンのお手本さながらにわかりやすく説明して下さったので、非常に興味が持てたようです。講義の後には時間切れになるほど多くの質問が出、まるでハーバードの大学生になったような皆さんの姿を見て、とても頼もしく思いました。

その後大学の coop(生協)に立ち寄りました。バラエティーに富んだ大学グッズが並び、お土産を買うのに何時間あっても足りない様子でした。

ボストン在住の大学生(ハーバード大・MIT・ボストン大など)を招いての昼食会でも、英語での会話が自然にできるようになってきた人が増えてきました。

午後はまず、ハーバード大生のガイドによるキャンパスツアーに。John Harvardの像や、University Hall、Memorial Hall、Memorial Church 、Widener Memorial Libraryなど美しい建物の歴史的背景やキャンパスライフについての説明を聞いているうちに、ハーバード大はやはり別格であるということを再認識すると共に、憧れの気持ちがより一層増したようです。

その後はA、Bの2班に分かれて行動。A班は昨年3つが統合されてできた、ハーバード大学美術館で、印象派を中心にした西洋美術、現代アメリカやドイツ美術、古代アジアやイスラム美術など様々な作品を鑑賞しました。B班は自由行動。ほとんどの人が coop でのショッピングを楽しんでいました。

研修も折り返し地点を迎えました。みんな元気に、刺激の多い毎日を楽しんでいます。