全国高等学校データサイエンス教員研修会2021

データサイエンティストへの道

1.目 的

近年,データ活用人材を育成する必要性が増し,高等学校の令和4年度から実施される学習指導要領においては,データサイエンス(以下,DS)に関わる学習内容が多く含まれている。また,探究活動においてDSの活用によって探究内容が深化されていく点は,本校の実践でも実証されている。そのような現状を踏まえ,DS教育に関する高等学校教員の指導力向上を目的とする「全国高等学校DS教員研修会」を開催する。

2.目 標

目的を達成するため、次の3つの目標を掲げる。

(1) DSに関する知見を広げることにより,指導力を向上させる。

(2) DSへの抵抗感をなくすことで,DSについて指導する意欲を高める。

(3) 産学連携・高大接続により,実社会や大学とのつながりを意識した高等学校での教科指導の改善をはかる。

3.主 催

兵庫県立姫路西高等学校

なお,本事業は,国立研究開発法人科学技術振興機構における令和3年度SSH交流事業による支援を受けている。

(共催)JDSSP高等学校データサイエンス教育研究会

4.日程・実施回数

第1回  2021年 910日(金)15301650 「コロナ×データサイエンス」

第2回  2021年 924日(金)15301650 「医療×音声×データサイエンス」

第3回 2021年1015日(金)15301650 「広告×データサイエンス」

第4回 2021年1029日(金)15301650 「音楽×AI×データサイエンス」

第5回 2021年1117日(水)15301650 「スポーツ×データサイエンス」

第6回 2021年1217日(金)15301650 「情報教育×データサイエンス」

全6回の実施。

4.実施方法

兵庫県立姫路西高等学校での講義・講演(研修会の様子を全国の高等学校教員にオンラインで発信)

状況によって,講師の所属機関からのオンラインによる講義・講演

*外部の参加者は,基本的にオンラインでの視聴としますが,

状況によっては,今後来校いただいた上での研修会参加も検討いたします。

その場合,申し込みのメールアドレスにご連絡いたします。

5.研修会参加者

本校職員を含めた全国高等学校教員

6.研修内容

第1回  910日(金) 15:30~16:50
研修タイトル 「コロナ×データサイエンス」
講師      鈴木 和幸(国立大学法人電気通信大学名誉教授・特任教授)

日本品質管理学会会長,日本信頼性学会会長,積水化学工業()社外役員,統計数理研究所 客員教授,品質管理とは顧客と社会の満足を目的に,データに基づき意思決定と行動を行うことである。品質管理に50年間携ってきた。

研修内容

データサイエンスもAIも目的ではなく手段・方法である。大事なことは,これらを用いて如何に問題を解決し,社会に貢献できるか,そのプロセス(文法)を学びこれを実践に役立たせることである。データサイエンスとは何か。なぜデータサイエンスが必要か。データサイエンスの前提となる科学技術の背景とともに,コロナ感染阻止を目的に,データに語らせ,データに基づく意思決定の重要性を知ってもらう。

 

第2回  924日(金) 15:30~16:50
研修タイトル 「医療×音声×データサイエンス」
講師      菅 由紀子(株式会社Rejoui代表取締役)

データサイエンティスト協会スキル定義委員,関西学院大学大学院経営戦略研究科兼任講師,HBMS県立広島大学大学院非常勤講師20169月(株)Rejouiを設立し、データサイエンティスト育成事業・独自の機械学習アルゴリズムを活用した学習サービス事業を展開。

研修内容

医療分野におけるデータの利活用はたいへんめざましく,世界中で様々な活用が行われている。発表では当社の請け負った診察室における音声データを用いたデータ解析(音声認識、言語処理を用いた統計解析と機械学習の実行)事例を紹介する。

 

第3回 1015日(金) 15:30~16:50
研修タイトル 「広告×データサイエンス」
講師      原野 朱加(株式会社野村総合研究所主任コンサルタント)

データサイエンティスト協会 スキル定義委員。野村総合研究所ではマーケティングコンサルタントとして従事し、ブランド戦略立案や広告効果測定、市場調査、事業予測など、データを活用したマーケティング活動支援を専門とする。

研修内容

データサイエンスは日常的に目にする広告に様々なアプローチで貢献している。デジタル広告などのわかりやすい事例だけでなく,テレビCMなどのマス広告におけるデータ活用事例を紹介する。また,広告の話を起点に,マーケティング全般にも少し目を広げた事例発表を行う。

 

第4回 1029日(金) 15:30~16:50
研修タイトル 「音楽×AI×データサイエンス」
講師     深山 覚(国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員)

博士(情報理工学),日本学術振興会特別研究員(DC2),産業技術総合研究所研究員を経て,現在同研究所主任研究員。専門はメディア情報学・音楽情報処理。

研修内容

私たちが日々楽しむ身近な音楽をデータサイエンス・人工知能の視点で捉えると,どのようなことができるかを紹介する。音楽のデータとは何か,音楽のデータ分析をすると何ができるのかを概説した上で,最新の音楽情報処理の研究事例を自身の研究をまじえて紹介する。また新しく音楽の分析を始めたい人に向けて,研究目的で使用可能なデータセット・ツールの紹介を行う。

 

第5回 1117日(水) 15:30~16:50
研修タイトル 「スポーツ×データサイエンス」
講師     廣澤 聖士(日本スポーツ振興センタースポーツ科学部)

独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター・国立スポーツ科学センター。専門分野・映像分析,資格・フィギュアスケートバッジテストシングル3級。ハイパフォーマンスサポート事業ターゲット種目に対する映像・分析サポート(ショートトラックスピードスケート)

研修内容

今日ではスポーツ界でも様々な文脈でデータ活用が行われるようになっている。本講演前半では,スポーツのデータ活用に関して幅広い分野からのオーバービューを取り扱い,業界のデータ活用のトレンドを紹介する。後半は,講演者の専門競技であるアイススケートを題材に,パフォーマンス(競技力)向上の文脈でのデータ活用を取り扱い,現場の強化の事例や基本的なデータサイエンスの手法を適用した研究事例を発表する。

 

第6回 1217日(金) 15:30~16:50
研修タイトル 「情報教育×データサイエンス」
講師      鹿野 利春(京都精華大学メディア表現学部教授)

国立教育政策研究所教育課程研究センターへ教育課程調査官,文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課情報教育振興室教科調査官として勤務。情報科の新学習指導要領,情報教育,GIGAスクール構想などを担当。現在は,文部科学省初等中等教育局視学委員。

研修内容

小中高で行われている統計教育,高校情報科で行う統計・データサイエンス教育,高校で期待するカリキュラム・マネジメント,1人1台情報端末とデータサイエンス教育の関係等,高等学校教育全般においてデータサイエンスの役割や重要性を理解し,データサイエンス教育に携わる有用性を解説する。

7.参加申込み

下記のURLもしくは右のQRコードよりお申し込みください。

申込いただきましたら,オンライン視聴のURLをお送りします。

また,受講後のアンケートには必ずご回答ください。

申込締切    令和3年9月2日(木) 

参加希望の方は「himejiwest24@gmail.com」にご連絡ください。

*なお,全6回のうち,すべての研修会を受講されなくても問題ありません。

1回の研修会でも参加希望の方は申し込みをお願いします。

*基本的に,オンラインでの視聴としますが,

状況によっては,今後来校いただいた上での研修会参加も検討いたします。

その場合,申し込みのメールアドレスにご連絡いたします。

8.問い合わせ先

兵庫県立姫路西高等学校(林・熊谷・井上・福島)