11月21日に多可町加美区にある「杉原紙研究所」に行きました。現地では3班に分かれて、紙すき体験、施設の見学および青玉神社の散策を行いました。紙すき体験では、職員の方のてきぱきとした指導により、紙料から紙の形になるまで紙を漉く行程を行ったり、絵の具で彩色したりして、オリジナルの絵葉書を作成しました。施設見学では紙すきの実演を見学したほか、トロロアオイの根から採れた粘液に触れる体験をしました。昼食は播州百日鶏を使用した定食を美味しくいただきました。周辺の木々の葉も色づき、一日過ごしやすい気候の中で有意義な活動ができました。 中学部の本学習では、前々年度の播州織の縫製体験(西脇市)、前年度の立杭焼の陶芸体験(丹波篠山市)に続き、今年度の杉原紙製紙体験で丹波市に隣接した3市町の伝統工芸に親しむことができました。今後も様々な施設を利用する体験を積み、日々の学習への意欲を高めることができればよいと考えています。



